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ナイル・ロジャース、シックの25年ぶり新作は来年リリースと宣言

Nile Rodgers

世界的ヒットとなったダフト・パンク(Daft Punk)“Get Lucky”への参加を皮切りに、再評価の熱が高まっているナイル・ロジャース(Nile Rodgers)が、以前から取りかかっていたシック(CHIC)の待望のニュー・アルバムを2017年にリリースすると宣言した。

60代のナイル・ロジャースは、2013年の世界的大ヒット・シングルであり、翌年には第54回グラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーなどに輝いた“Get Lucky”への参加で再注目を集め、ディスコ~ブギー・ファンク再燃の動きと共に、アヴィーチー(Avicii)、ディスクロージャー(Disclosure)、DJキャシディ(DJ Cassidy)、ローラ・マヴーラ(Laura Mvula)といった若手アーティストからのオファーも殺到。今年も、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)とのコラボレーションとなった“Telepathy”が米ダンス・クラブ・ソング・チャートで1位となるなど、その活躍は続いている。

2014年末には、シックのベーシストで、ナイル・ロジャースと共に数々のヒットを生んだ故バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards)が存命していた70年末~80年代初期頃の「紛失していたシックのアナログ・デモテープ」を発掘したと報告し、名パートナーだったバーナード・エドワーズに捧げる新曲“I’ll Be There”をリリースすると告知。翌年2月には、Warner Bros. Recordsと契約を結び、シックのニュー・シングルを3月に、そしてニュー・アルバムを6月にリリースするとアナウンスし、ファンの期待が一気に高まった。

実際に2015年3月には予定どおり、バーナード・エドワーズを始め「オリジナルのコアメンバー全員が演奏している」“I’ll Be There”、そして“Back In The Old School”の新曲2曲をシングルとしてリリース。“I’ll Be There”は23年ぶりに米ダンス・クラブ・ソング・チャートで1位を獲得するなど話題を呼び、1992年の『Chic-ism』以来となるシックのニュー・アルバム『It’s About Time』が待たれたが、しかしその後音沙汰は途絶えていた。

だが、ナイル・ロジャースが公式ブログを更新し、シックの待望の新作について久しぶりに語った。70年代から活躍し、世界で2000万枚以上を売ったマドンナ(Madonna)『Like A Virgin』をはじめ、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)、ダイアナ・ロス(Diana Ross)などを手がけたベテラン・プロデューサー/名ギタリストであるナイル・ロジャースだけに、「あまりに多くの死があった年」というタイトルで記事を投稿。デヴィッド・ボウイやプリンス(Prince)といった故人を悼みながら、ここ最近の自身の活動も振り返っているが、最後にシックのニュー・アルバムについて言及した。

「プリンスが突然亡くなったとき、雷に二度打たれたような、まさかという気持ちだった(※「雷は同じ場所に二度は落ちない」という俗説がある)。それで本当に、私がなぜシックの新作を『It’s About Time』と名付けたのか分かった。時間とはとても重要なものだ。時間とどう向き合うか、ということが全てなのだ」と述べ、「2017年は史上もっとも影響力のあったディスコであるスタジオ54の40周年。そしてシックの40周年でもある。“Le Freak”(「おしゃれフリーク」)はスタジオ54のアンセムのひとつになった。そして2017年、我々はスタジオ54に敬意を払い、コンサート、アフターパーティ、映画やシングルなどを世界に届けようと思う。そして大きなサプライズと共にフル・アルバムも!」と、「BIG SURPRISE」を太文字で強調しながら、デビュー・アルバム『Chic』発売40周年となる2017年に新作をリリースすると宣言している。

また、ナイル・ロジャースは最後に、「2016年、これだけ多くの死があった年に、人生の歓びについて歌ったアルバムを出すことはできなかった」と、発売スケジュールを遅らせたと説明。ナイル・ロジャースは2011年に前立腺がんを患っていることを告白、無事に手術に成功して復帰している。

“Back In The Old School”