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ジョージ・クリントン、チャイルディッシュ・ガンビーノのPファンクな話題作に「誇らしい」

George Clinton

ファンカデリック(Funkadelic)を始めとしたPファンクに大きく影響を受けているとして話題を呼んでいるチャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)の最新作『“Awaken, My Love!”』について、「Pファンクの総帥」たるジョージ・クリントン(George Clinton)が口を開いた。

主演・脚本・製作総指揮・エグゼクティヴ・プロデュースを務める米ドラマ『Atlanta』が来年のゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート、自身も男優賞(ミュージカル・コメディ部門)の候補となるなど、俳優、コメディアン、脚本家など様々な顔を持つドナルド・グローヴァー(Donald Glover)のアーティスト・ネームが、チャイルディッシュ・ガンビーノ。アーティストとしては、ラッパーとしてまずキャリアをスタートさせたが、前作『Because The Internet』から歌にも積極的に取り組むようになり、フル・アルバムとしては3年ぶりの発表となった最新作『“Awaken, My Love!”』は、ファンカデリックやスライ&ザ・ファミリー(Sly & The Family)、プリンス(Prince)などの影響を感じさせる、Pファンク、サイケデリック・ロック、ソウルを呑みこんだブラックネス溢れる作品となり、音楽ファンを驚かせた。(→ 全曲フル試聴

この『”Awaken, My Love!”』については、発売直後にザ・ルーツ(The Roots)のクエストラブ(Questlove)も「不意打ち」、「1972年頃のデトロイト、(ファンカデリック作品などがレコーディングされた)[United Sound Studios]に連れて行かれるとは思わなかった」などと述べながら、「ディアンジェロ(D’Angelo)に聞かせたくて朝4時に叩き起こした」と絶賛したことが話題となったが、アルバム・ジャケットがファンカデリックの名作『Maggot Brain』を彷彿とさせるとも指摘される同作について、ファンカデリック/パーラメント(Parliament)を率いるジョージ・クリントンも賛辞を送っている。

これは米ヒップホップ・メディアのHip Hop DXによるインタビューの中で語られたもので、「一度聞いたけど、気に入ったよ。彼がPファンクのファンだってことは分かるし、いい音楽だと思う。まだ全部を通して聞けてはないけど、Pファンクとプリンスの影響が交差したところにあるサウンドって印象だったな。彼がPファンクに夢中になっているのは誇らしいし、彼を始めとして新たにファンクを聞かせてくれるアーティストたちが出てきて嬉しいよ」と、チャイルディッシュ・ガンビーノのアプローチを好意的に受け止めていることを明かした。

2014年12月には、実に33年ぶり、そして3枚組33曲を収録というファンカデリックの新作『First Ya Gotta Shake The Gate』をリリースして世間を驚かせたジョージ・クリントンは、70代後半に差しかかろうというところだが、ロサンジェルスの鬼才フライング・ロータス(Flying Lotus)のレーベル Brainfeederからソロ・アルバムを来年リリース予定としているほか、パーラメントの久しぶりの新作『Medicaid Fraud Dog』も準備中。さらにフライング・ロータス監督作品となる映画『Kuso』にも出演予定。来年1月のサンダンス国際祭でプレミア上映される予定の『Kuso』は、サンダーキャット(Thundercat)、エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)や、人気ゲーム『サイレントヒル』シリーズなどで知られる山岡 晃による新曲がフィーチャーされると報じられている。