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プリンスのコラボレーターからの証言を集めたトリビュート本『プリンス 1958-2016』が発売

プリンス 1958-2016

初の公式リリースとなる未発表曲を含む全40曲のグレイテスト・ヒッツ『4Ever』が世界発売となる11月25日、プリンス(Prince)の共演者、関係者らへのインタビューが得た“証言”を集め、貴重な写真と共に紹介していくトリビュート本『プリンス 1958-2016』も同日に発売となった。

この『プリンス 1958-2016』は、今年4月21日に57歳の若さで急逝した音楽界の伝説、プリンスに捧げたトリビュート本。これはプリンスがまだ生きていた昨年5月、プリンスが膨大な未発表曲を保管しているという噂を検証しようと英BBC放送で企画されたドキュメンタリー番組『Hunting For Prince’s Vault』において実際に取材・検証し、レポートしたモビーン・アザールが、その取材を元に、敬愛するプリンスに捧げて制作されたものだ。

「本書は伝記ではないし、プリンスの歴史を網羅したものではない。プリンスの最も近くにいたコラボレーターたちから聞いた話を集めたものだ」との断りにあるとおり、ラリー・グラハム(Larry Graham)、ドクター・フィンク(Dr. Fink)、エリック・リーズ(Eric Leeds)、ブレント・フィッシャー(Brent Fischer)、ザ・ファミリーのセントポール・ピーターソン(St. Paul Peterson of the Family)、マルティカ(Martika)、ロンダ・スミス(Rhonda Smith)、ナジー(Najee)、アンドリュー・グーシェイ(Andrew Gouché)といったプリンスと共演・コラボレーションしてきたミュージシャン/アーティストたちを中心に、ツアー・マネージャーなどを務めたアラン・リーズ(Alan Leeds)を始め、サウンド・エンジニア、アートディレクター、セキュリティといった関係者から幼なじみまで、81の証言を集めたインタビュー集だ。

これらを、スタジオでのセッション中のものやライブ中の様子、フォトセッションのアウトテイク、プライベートなものまで、プリンスを美しく写した100点近い写真と共に、時代順に紹介していく。「13歳の頃には一流のギタリストで、歌も本物だった」、「すべてのプロジェクトが、プリンス作・演出の演劇みたいだった。ひとりの巨匠の独壇場だった」といったプリンスの天才ぶりが窺える話を始め、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)とのレコーディング話、ペイズリーパークや保管庫について、マライア・キャリー(Mariah Carey)とのエピソード、晩年に取り組んでいたプロジェクトから、プライベートな素顔が垣間見える話まで、「映画のような人生を生きた」というプリンスについて様々な角度から迫っている。

同書は今年9月にアメリカで刊行されていたが、11月25日に日本語版がついに発売。『文化系のためのヒップホップ入門』、『聴くシネマ×観るロック』などの著書で知られる長谷川町蔵が監修を務めている。