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フランク・オーシャン、最新作『blonde』がブラックフライデーの24時間限定でついにCD/ヴァイナル化

Frank Ocean - blonde physical

今年8月にサプライズ・リリースされ、2位以下に大差をつけて全米チャート初登場1位を記録した、R&B界の新星フランク・オーシャン(Frank Ocean)の最新作『blonde』が、ついにCDおよびレコードで発売された。

さまざまなメディアで「2012年のベスト・アルバム」に選ばれ、2013年のグラミー賞では最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞など2部門を授賞するなど大絶賛されたメジャー・デビュー・アルバム『channel ORANGE』以来となる新作『blonde』は、8月20日にiTunes Store/Apple Musicでのデジタル配信でサプライズ・リリース。ビヨンセ、アンドレ3000(Andre 3000)、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)といった豪華アーティストの参加もあって、発売1週間でおよそ23万2000枚のデジタル・ダウンロードを記録し、2016年発売作品の中でも、ドレイク(Drake)『Views』(初動およそ85万2000枚)、ビヨンセ『Lemonade』(初動およそ48万5000枚)に次ぐ今年3番目のビッグ・セールスとなった。

フランク・オーシャンは『blonde』のリリースに合わせて自費出版誌のZINE(ジン)の形で雑誌「Boys Don’t Cry」をニューヨーク、シカゴ、英ロンドンの4都市で1日だけ無料配布し、そこには宇多田ヒカルの新作への参加でも話題を呼んでいる日本のラッパー、KOHHが参加した別バージョンの“Nikes”など、デジタル配信版とは収録内容・曲数が異なる『blonde』のCD盤が収録。希少なためオークション・サイトでは10万円以上の高値が付く事態にもなった。

これまで所属していたDef Jam Recordingsを離れ、自主レーベルを立ち上げてのリリースという形となったフランク・オーシャンの『blonde』。他のデジタル配信サービスやCD発売に向けてディストリビューターを探していると報じられていたものの、今月頭にはどこのレーベルとも合意が得られなかったと報じられるなど、交渉が難航していたが、9月にSpotifyへの配信が解禁されたのに続き、ついにこの『blonde』のフィジカル・リリースが実現した。

手を挙げたのは、アデル(Adele)からジ・エックスエックス(The xx)、ケイトラナダ(KAYTRANADA)、SBTRKT、FKAツイッグス(FKA twigs)までを抱える英国の気鋭インディペンデント・レーベル XL Recordings。アメリカでクリスマス商戦がもっとも激しくなるとされる、感謝祭後の金曜日=ブラックフライデー限定という特別なリリースとなり、11月25日の24時間限定発売となるが、『blonde』のCD(15ドル、およそ1700円)、2枚組LP(35ドル、およそ3960円)の発売が、公式サイト boysdontcry.co で開始された。また、カニエ・ウェスト(Kanye West)らも寄稿したZINE「Boys Don’t Cry」も80ドル(およそ9070円)で発売されているほか、ポスター、すでに完売しているがTシャツなどのグッズも取扱われており、日本への配送も受け付けている。

なお、2017年の第59回グラミー賞へのエントリーを行わなかったために『blonde』がグラミーの候補から外れていることが報じられているが、フランク・オーシャンはNew York Times紙のインタビューの中でグラミー賞のノミネートや授賞結果に疑問を持っており、意図的にエントリーしなかったのだと説明している。