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ドーン・リチャードが3部作の最終作をリリース マシーンドラム、PJ・モートンら参加 [全曲フル試聴可]

D∆WN - REDemption

ディディ/パフ・ダディ(Diddy / Puff Daddy)のTV番組から生まれた女性グループ=ダニティ・ケイン(Danity Kane)を経て、ディディ率いるダーティ・マネー(Dirty Money)の一員としても活躍した女性シンガーのドーン・リチャード(Dawn Richard)が、3部作の最後を飾るニュー・アルバム『REDemption』を発売した。

ディディによるリアリティ番組『Making The Band』の第3シーズン(2005年)の中で結成された女性グループ=ダニティ・ケインに選ばれ、“Show Stopper”や“Damaged”といった全米トップ10ヒットを放った後、ディディと共にディディ-ダーティ・マネーの一員として2010年作『Last Train To Paris』を発表したドーン・リチャード。当初はディディのBad Boyでソロとして再始動する予定だったものの、ディディから「メジャー・レーベルは君がやりたいことを理解できないだろう」と言われて契約解除を決意し、2011年から本格的にソロ活動をインディペンデントでスタート。脱退後初のソロ・アルバムとなる『Goldenheart』を2012年1月にリリースすると、ブランディ(Brandy)を思わせる歌声とコーラスワーク、プロデューサーのドゥルースキー(Druski)によるエレクトロ~ドリームポップ系のエッジーなサウンドは、英Guardian紙が5点満点を付けるなど高く評価された。

この『Goldenheart』は当初から3部作の第一弾と位置付けられており、2作目は黒、3作目は赤とテーマカラーも発表していたドーン。2013年にはダニティ・ケインが一時的に再結成し、2014年にはおよそ6年半ぶりとなる新作『DK3』をリリースしたこともあって、2作目『Blackheart』は2015年1月までリリースを待つこととなるが、新体制で制作されたこの2作目は、FACT Magazineが2015年のベスト・アルバム選で1位に選んだほか、SPIN誌で発表されたダン・ウェイスによる年間ベストで3位、Rolling Stone誌のベストR&Bアルバム選で年間6位となるなど、前作を超える高い評価を集めた。

『Blackheart』発売後には名義をDΔWNに改めてさらに活動を活発化させ、YouTubeで初の試みだったという、360度VR動画によるライブストリーミング配信を行ったほか、LAの気鋭レーベル Fade to Mindから、ケレラ(Kelela)などを手がけるプロデューサーのキングダム(Kingdom)と組んでコラボレーションEP『Infrared』をリリースするなど、先鋭的な音楽性に磨きがかかる中、ついにおよそ2年ぶりの新作であり、3部作のラストとなる『REDemption』が完成。11月18日に発売された。

ドーンのジャンルに囚われない音楽性は「アヴァン・ポップ」とも評されるが、最新作『REDemption』でもR&B、90s調ハウス、トラップ、フットワークからエレクトロニカ、ジャズ、ブルース・ロックまで幅広いジャンルを参照。今回、全15曲のうち9曲のプロデュースに携わったのは、ジェシー・ボイキンス三世(Jesse Boykins III)『Love Apparatus』を全面的に手がけたことでも知られる奇才エレクトロ/ダンス・ミュージック系プロデューサー、マシーンドラム(Machinedrum)。会った初日に3曲ができたというマシーンドラムとは、今年1月に発表された、アルバム未収録のシングル“Not Above That”でも組んでおり、先月発売されたマシーンドラムの最新作『Human Energy』にもドーンは参加している。

また、前作に引き続いてノイズキャッスル三世(Noisecastle III)が3曲で関わるほか、“Vines (Interlude)”では、マルーン5(Maroon 5)のメンバーとしても知られる鍵盤奏者でソウル・シンガー/プロデューサーのPJ・モートン(PJ Morton)と共同制作している。PJ・モートンは同じニューオーリンズ出身という間柄だが、同様に、ニューオーリンズのトロンボーン奏者であるトロンボーン・ショーティ(Trombone Shorty)もゲスト参加。ドーン自身も本作ではニューオーリンズのルーツを意識したとしており、『REDemption』は、これまで彼女がやってきたフューチャリスティックなエレクトロ・ミュージックと、ニューオーリンズ・サウンドの融合を試みた作品とのこと。

なおドーンとキングダムのEP『Infrared』は、リミックス10曲を追加したデラックス・バージョンとして2017年1月13日に発売予定で、今回はCDやレコードでのフィジカル・リリースもされる。

1. Redemption (Intro) [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
2. Love Under Lights [prod. by Machinedrum & Noisecastle III]
3. Black Crimes [prod. by Noisecastle III]
4. Voices [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
5. LA (feat. Trombone Shorty) [prod. by Noisecastle III]
6. Interim (Interlude) [prod. by Dawn Richard & Derek Bergheimer]
7. Renegades [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
8. Lazarus [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
9. Tyrants [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
10. Vines (Interlude) [feat. PJ Morton] [prod. by PJ Morton]
11. Hey Nikki [prod. by Kaveh Rastegar]
12. Sands [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
13. Lilies (Interlude) [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
14. The Louvre [prod. by Machinedrum & Dawn Richard]
15. Valhalla (Outro) [prod. by Dawn Richard & Derek Bergheimer]