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ティナーシェが2年ぶり新作をサプライズ・リリース “後編”『ジョイライド』は来年発売に [全曲フル試聴可]

Tinashe - Nightride

2014年に“2 On”をヒットさせ、歌って踊れるセクシー&キュートな女性R&Bシンガーの新星として注目を集める23歳のティナーシェ(Tinashe)が、デビュー作から2年以上ぶりとなる新作『Nightride』を4日にサプライズ・リリースした。

10歳の時に映画『ボブ・ディランの頭のなか』(原題『Masked and Anonymous』)に出演しボブ・ディラン本人と共演するなど幼少期からエンターテインメント業界に足を踏み入れていたティナーシェは、女優、モデルのかたわらガールズ・グループとして活動後、2012年に発表したデビュー・ミックステープ『In Case We Die』が好評を博し、RCA Recordsとのメジャー契約を獲得。2014年10月にデビュー・アルバム『Aquarius』をリリースすると、DJマスタード(DJ Mustard)らが手がけた“2 On”が米R&B/Hip Hop Songsチャートで最高5位、総合チャートでも最高24位となるヒットを記録。ダークでセクシーな世界観の現行R&B~ヒップホップ・サウンドと裏腹に、キュートなルックスや、敬愛するジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)のようなポップ・センスで幅広いファンを獲得しつつある。

デビュー・アルバム『Aquarius』に続くニュー・アルバムは、『Aquarius』発売直後から制作に入っていることが伝えられており、昨年9月には『Joyride』というタイトルになることを発表。昨年11月の発売や、今年1月の発売を当初は予定していたものの延期が続き、今年2月、表紙を飾ったComplex誌のインタビューでは「完成度95%と言えたはずなんだけど、今は80%に戻っちゃった。土壇場でいくつか考え直しちゃって」と制作の遅れを明かしていた。そのため、これと前後して1月に発表されていたワールド・ツアーについて、4月には、新作『Joyride』を完成させるために全ての海外ツアーを延期するとアナウンス。日本での初の単独公演となる予定だった来日公演もキャンセルとなった。

こうした紆余曲折はあったものの、今年7月には、リアーナ(Rihanna)の“Umbrella”やビヨンセ(Beyonce)の“Single Ladies (Put A Ring On It)”といった大ヒット・シングルを手がけたコンビ=トリッキー・ステュワート(Tricky Stewart)とザ・ドリーム(The-Dream)による新曲“Superlove”が発表、9月にもザ・ドリーム制作の“Company”がリリースされ、いよいよ『Joyride』の発売に向けて本格的に動き出したティナーシェだが、11月3日、『Nightride』と題した新作を間もなくリリースすると突如アナウンスし、4日にデジタル配信リリースされた。

サプライズ・リリースとなった『Nightride』は全15曲を収録。昨年9月に『Joyride』のリード・シングルとして発表されていた“Party Favors”、今年2月に発表されていた“Ride Of Your Life”、そして今年9月に発表されたばかりの“Company”と先行シングルを3曲収録しているが、イランジェロ(Illangelo)、ボーイ・ワンダ(Boi-1da)ら制作の“Party Favors”は元々はヤング・サグ(Young Thug)がゲスト参加したバージョンで発表されていたものの、アルバムにはゲスト無しのバージョンで収録されており、アルバム自体にゲスト・アーティストは招かれていない。“Ride Of Your Life”を手がけたメトロ・ブーミン(Metro Boomin)が“Sacrifice”を、Soulectionのアトゥ(Atu)、Dパット(Dpat)、サンゴ(Sango)のチームが“Sunburn”、“You Don’t Know Me”の2曲をプロデュースしているという。デビュー作ではポップ・サイドも打ち出していたティナーシェだが、ミックステープ時代のダークなR&B~ヒップホップ・サウンドを主体としており、以前からのファンには「これを待っていた」という作品になっている。

ティナーシェが『Nightride』直前に画像で公開した直筆の文章には、「『Nightride』は私の最新作。この2年近く、『Joyride』と共に密かに制作をしてきたもの。この旅の始まりであり、アーティスト、そして人間としての私を成立させるパズルの1部分なの」などと説明されている。また、インターネット・ラジオ Beats 1の番組に出演したティナーシェは、「『Nightride』と『Joyride』のこの2つの作品で、同じひとりの人間を(それぞれ)表現している」と説明しており、米Rolling Stone誌ではこの『Nightride』を「ダブル・アルバムの1作目」と表現。“後編”となる『Joyride』は来年始めの発売を予定しているという。

米Rolling Stone誌の独占インタビューでは、『Joyride』が延期し続けたことについて、あまりに多くの曲をレコーディングしたために、所属するRCAとどういう方向性にするか意見の食い違いがあったことなどを原因と説明。また『Nightride』と『Joyride』の2作について、「私はこの2作とも等しく同じものだと考えているの。人は何かの組み合わせで成り立っていると考えられるし、それが人間らしさや人間の複雑さというものを生んでいると思う。どれも等しく私なの」と述べ、改めてこの2作を通じて自分を表現しているのだと語っている。

 

1. Lucid Dreaming

2. C’est La Vie

3. Sunburn

4. Binaural Test

5. Sacrifices

6. Company

7. Soul Glitch

8. You Don’t Know Me

9. Spacetime

10. High Speed Chase

11. Ride Of Your Life

12. Party Favors

13. You Can Stay Here Tonight

14. Touch Pass

15. Ghetto Boy