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キャット・グレアム、来年発売予定の新作は生前のプリンスと制作

Kat Graham - All Your Love

日本でも放送されている米ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のボニー・ベネット役でも知られる女優で歌手のキャット・グレアム(Katerina “Kat” Graham)が、生前のプリンス(Prince)と新作を制作していたことを明かした。

『ダンス・レボリューション2』(原題『Honey 2』)や『ザ・ルームメイト』といった映画を始め、本国アメリカではこの10月から第8シーズンの放送が始まった人気ドラマ・シリーズ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』などの出演で知られるキャット・グレアム(カテリーナ・グレアム)。元々はダンサーとして活動を始め、10代の頃はバウ・ワウ(Bow Wow)などのバックを務めたほか、クリスティーナ・ミリアン(Christina Milian)の2004年ヒット“Dip It Low”やエイコン(Akon)の2005年ヒット“Lonely”を始め、B2Kやジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)など数多くのミュージック・ビデオに出演したことがある。

2009年から始まった『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のメイン・キャストとして知名度を上げ、女優として知られるキャット・グレアムだが、2007年にはウィル・アイ・アム(will.i.am)の“I Got It From My Mama”で合いの手となる女性コーラスを担当。2012年にはメジャー・レーベルのA&M/Octaveと契約し、ダンス・ポップなデビューEP『Against The Wall』を発表するなど音楽活動も行っている。

「自分の望む方向性ができない」としてメジャー・レーベルから独立したキャットは、自らプロデュースできるようビート制作やレコーディングのエンジニアリングを学び、昨年にはTLCの1992年ヒット“What About Your Friends”を大胆にサンプリングした“1991”や、ベイビーフェイス(Babyface)制作の“Secrets”とR&B色の強い路線に切り替えて話題に。同年9月には念願のデビュー・アルバム『Roxbury Drive』をリリースした。そして先日、70年代後半から80年代初頭のディスコ・ファンクを彷彿とさせる新曲“All Your Love”をリリースしたばかりのキャットだが、さらに続く新作を早くも完成させたという。それも、生前のプリンスと制作したものだと明かした。

これは米カルチャー・メディア Complexのインタビューの中でキャット・グレアムが話したもの。メジャー・レーベルを離れた経緯を振り返りながら「私は、自分のことは自分でできる」と語ったキャットは、「プリンスから電話をもらったの。彼は、私が(独力で)やっていることを知っていたのね。それで彼と制作を始めたの。次のアルバムはどういうものにするか、私はどういう方向性で行くべきか、そのアイディアをもらった感じね。ペイズリー(・パーク)を行き来しつつ、ケニー(※ベイビーフェイス)と話しつつ進めていったの。ある時、プリンスから『もっと踊ってみたら? もっとファンクな……ドナ・サマーやジョルジオ・モロダーみたいな、本当にクールなファンクをやってみない?』って言われて。それでよし、やってみようって。彼が亡くなるまでに完成したのは3曲だけだったけど、この夏を使って残りの曲も仕上げたわ。彼が意図したものにね。それで先月、アルバムが完成したばかりなの」と話した。

助言を与え、バックアップしただけなのか、それとも実際に楽曲を共に制作したのか、プリンスがこのキャット・グレアムの新作にどのように関わっているかは詳しくは不明だが、この新作は来年のリリースを予定しているとのこと。なお、カルチャー誌Vanity Fairのインタビュー記事によると、プリンスと制作していたのは今年始めのようだが、知り合ったのは2012年~2013年頃であり、2013年のキャットの24歳の誕生日にプリンスの連絡を受けて会ったことがあるという。また、昨年のデビュー作『Roxbury Drive』発売時にもキャット・グレアムはプリンスについて話しており、インディペンデントで活動をするにあたって色々とアドバイスをもらったことを明かしている。

現在は、ファイナル・シーズンになるという『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に出演中のほか、2017年は新作リリースだけでなく出演映画の公開も控えるなど女優としても活躍しているキャットだが、中でも注目を集めているのは、西海岸の伝説的ラッパー、トゥパック(Tupac)の伝記映画『All Eyez On Me』だ。まだ公開時期など発表されていない同映画で、トゥパックの級友だった女優ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)を演じている。キャットは実際にジェイダと会い、助言をもらったり、トゥパックとの友情がいかに深いものだったかを教わったこともインタビューで明かしている。