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エリカ・バドゥ、昨年発表のミックステープの限定ヴァイナル化が決定 初期作もヴァイナル再発

Erykah Badu - But U Caint Use My Phone

1997年のデビューから20年近くに渡ってカリスマ的人気を誇る女性ソウル・シンガーのエリカ・バドゥ(Erykah Badu)が昨年末にデジタル配信したミックステープ『But You Caint Use My Phone』が、限定数ながらアナログ・レコードという形で初めてフィジカル・リリースされることが明らかになった。

ここ最近も、ライブ活動を中心に、チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)らソーシャル・エクスペリメント(Social Experiment)やD.R.A.M.(ドラム)といった若手の作品や、ロバート・グラスパー(Robert Glasper)によるマイルス・デイヴィス(Miles Davis)再創造プロジェクトなどにゲスト参加しているエリカ・バドゥだが、昨年11月、自身のリリースとしては2010年発表の『New Amerykah Part Two (Return Of The Ankh)』以来となる『But You Caint Use My Phone』をデジタル配信で発売。「ミックステープ」と銘打っているこの作品は、ドレイク(Drake)のヒット・シングル“Hotline Bling”にインスパイアされ、リメイクした“Cel U Lar Device”を始め、ニュー・エディション(New Edition)名曲“Mr. Telephone Man”のリメイク、アッシャー(Usher)の2001年ヒット“U Don’t Have To Call”のリメイクなどを中心としたもの。

「電話」をテーマにしており、アイズリー・ブラザーズ(The Isley Brothers)版“Hello It’s Me”をサンプリングした“Hello”では、かつての恋人で、息子セヴン(Seven Benjamin)の父親でもあるアウトキャストのアンドレ3000(Andre “3000″ Benjamin of Outkast)の参加なども話題に。また“Phone Down”は今年8月末には米アダルトR&Bチャート最高10位まで上昇し、同チャートでは“Window Seat”以来、6年以上ぶりのトップ10ヒットともなった。

この『But You Caint Use My Phone』はこれまでデジタル配信のみのリリースしか無かったが、今年は11月25日となる「ブラックフライデー」に行われる「レコードストアデイ」の企画として、1500枚限定でアナログ・レコード化されることが明らかになった。これは今回のレコードストアデイ限定でリリースされるタイトル・リストから明らかになったもので、他にもD.R.A.M.の現在全米チャート5位と大ヒット中のシングル“Broccoli”(2000枚限定)や、この“Broccoli”に参加している19歳ラッパーのリル・ヤティ(Lil Yachty)のミックステープ『Lil Boat』(2000枚限定)、ディスクロージャー(Disclosure)が今年サプライズ・リリースした最新EP『Moog For Love』(2000枚限定)などが初レコード化される。また、故プリンス(Prince)が1992年に発表した“Sexy M.F.”が5000枚限定12インチ・ピクチャー・ディスクで再発されるなど、多数の作品がラインナップされている。

なお、Universal Music Enterprisesが以前から展開している旧作復刻企画「Respect The Classics」の一環で、来年発売20周年を迎えるデビュー・アルバム『Baduizm』(1997年発表)と、昨年発売15周年を迎えたセカンド・アルバム『Mamas Gun』(2000年発表)とエリカ・バドゥの初期2作が2枚組LPとして再発されることも決まっている。