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ジョン・レジェンド新作は12月か チャンス・ザ・ラッパー、ミゲル、カマシ・ワシントンら参加

John Legend - Love Me Now

映画『グローリー/明日への行進』(原題『Selma』)に提供したコモン(Common)との“Glory”が昨年のオスカーに輝いたことも話題になったグラミー授賞歌手ジョン・レジェンド(John Legend)が、いよいよ3年ぶりとなるニュー・アルバムを年内にもリリースするようだ。

2013年には婚約者だったクリッシー・テイゲンとついに結婚し、彼女に捧げたアルバム『Love In The Future』からはピアノ・バラード曲“All Of Me”が2014年、全米シングル・チャート1位を獲得。2004年のデビューから12年目にして、ついに自身初のナンバーワン・ヒットを手にした。また同年末には、デュエット相手を務めたメーガン・トレイナー(Megan Trainor)“Like I’m Gonna Lose You”も全米チャート最高8位のヒットに。さらに昨年2月のグラミー賞でコモンとの“Glory”が「Best Song written for Visual Media」部門を授賞し、通算で10度のグラミーに輝いたアーティストとなり、また“Glory”は昨年2月のアカデミー賞で最優秀オリジナル・ソング部門を授賞するなど輝かしい記録を打ち立てている。

今年4月には第一子となる娘ルナ・シモーンも誕生し、公私共に順調なジョン・レジェンドが、ついに『Love In The Future』からおよそ3年ぶりとなる新作を完成。今月頭には、やはり妻に捧げたと見られるラブ・ソングの新曲“Love Me Now”を発表。アラバマ・シェイクス(Alabama Shakes)のグラミー受賞作『Sound & Color』などのプロデュースで知られる若き才能ブレイク・ミルズ(Blake Mills)と、ピットブル(Pitbull)の2014年ヒット“Fireball”で共作およびゲスト参加していたシンガー・ソングライターで、ワン・ダイレクション(One Direction)らの楽曲も手がけるジョン・ライアン(John Ryan)と共に制作した楽曲になっている。iHeart Radioのインタビューでジョンは、ブレイク・ミルズの起用について、「ブレイクのことをロック畑のヤツとかオルタナティブ系だって思っている人がいるのが自分には面白いんだけど、個人的にはアラバマ・シェイクスのあのアルバムを聴いたとき、ソロ・アルバムのように感じたんだ。それで。自分はソロ・アーティストだし、ブレイクは自分のアルバムのプロデューサーとして最高なんじゃないかと思ったんだよ。彼は素晴らしいミュージシャンであり、素晴らしい作詞家であり、素晴らしい思索家。コラボレーションはとても楽しかったよ」と話している。

Darkness & Light』と題されると見られるジョン・レジェンドの新作は、現時点でまだ発売日などは明かされていないが、年内の発売を予定。そして、先日、一部関係者向けに行われた試聴会のレポートを英音楽メディアのThatGrapeJuiceが報じており、それによると12月発売予定だという。また、ブレイク・ミルズが共同エグゼクティヴ・プロデューサーに就いておりアルバム全体を監修していることを始め、“Penthouse Floor”という曲は、シーア(Sia)の数々のヒットを始め、アデル(Adele)の“Hello”などを手がけたグレッグ・カースティン(Greg Kurstin)がプロデュース。ゲスト・アーティストにはチャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)が迎えられており、ファンキーなダンス・ナンバーになっているとか。ThatGrapeJuiceはこの曲を、アルバムの中でもとりわけ印象的な曲で、シングルにすべき、と評している。

加えて、表題曲“Darkness & Light”にはアラバマ・シェイクスのブリタニー・ハワード(Brittany Howard)が、レゲエ調という“Overload”という曲には、同じRCAのレーベルメイトであるミゲル(Miguel)のボーカルに加えて、カマシ・ワシントン(Kamasi Washington)のサックスがフィーチャーされていたとか。他にもラブ・バラードだという“Surefire”や、愛娘に捧げた“Right By You”という曲が聴けたという。iHeart Radioのインタビューでは、ゲスト・アーティストについて「自分がファンのアーティストを選んだ。でも、ただ彼らの作品のファンというだけでなく、参加してもらう楽曲に完璧に合うと思った人たちでもある。ブリタニー・ハワードとチャンス・ザ・ラッパーは、すでに自分が他の人と作った楽曲に参加してもらった。ミゲルとは一緒に曲を書いたんだ。元々は曲を書くだけだったんだけど、彼の声がすごく合ってると思って、俺とのデュエットにしてもらったんだよ」と説明している。

また『Darkness & Light』というアルバム・タイトルは、娘の誕生が影響しているという。iHeart Radioのインタビューで、「今起こっているこの全てから、喜びと光を見出そうとする。それが『Darkness and Light』。自分の曲を聴いていて、歌っているテーマなんかを考えているうちにこの単語が浮かんできて、相応しいタイトルだと思ったんだ。それから偶然の一致のようなこともあってね。ひとつは娘の名前がルナであること。文字通り、あの子は暗闇における光……月なんだ。彼女が誕生したとき、最初に聴いたのはカーティス・メイフィールドの“Superfly”でね。最初の歌詞が『Darkness of night, with the moon shining bright』(月が眩く輝く夜の闇)。だから『Darkness and Light』は、自分の人生のこの瞬間において、まさにこれというタイトルだと思ったんだよ」と話している。

なおジョン・レジェンドは、エマ・ストーンとライアン・ゴズリング主演のミュージカル映画『La La Land』に売れっ子ジャズ・アーティスト役で出演。米で12月、日本で来年2月から公開予定となっている。また、自身の映像製作会社 Get Lifted Filmを設立しているジョンは、19世紀アメリカを舞台に、黒人奴隷たちが奴隷制のある南部から地下逃亡幇助網を通じて脱出・亡命した史実を基にしたTVドラマ・シリーズ『Underground』のエグゼクティヴ・プロデュースも務めており、今春に米TV局 WGN Americaで第1シーズンが放送され、好評を得て第2シーズンの製作も決定。さらにこの成功を受けて、WGN Americaで新たなTVドラマ・シリーズの製作を行うとも報じられるなど、映画/ドラマの世界でも活躍しつつある。

“Love Me Now” (live at X Factor UK)