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ファーイースト・ムーヴメント4年ぶり新作にティナーシェ、メイシー・グレイ、ソウルジャ・ボーイ、MNEKら参加 [全曲フル試聴可]

Far East Movement - Identity

2010年にアジア系によるラップ・ソングとして史上初めて全米チャート1位となった“Like A G6”の大ヒットで知られるラップ・グループ=ファーイースト・ムーヴメント(Far East Movement)が、オリジナル・スタジオ・アルバムとしては4年以上ぶりとなる新作『Identity』を発売した。

「極東のムーブメント」を意味するファーイースト・ムーヴメントは、日本と中国のミックスであるケヴ・ニッシュ(Kev Nish / Kevin Nishimura)、韓国系のプログレス(Prohgress)とJ・スプリフ(J-Splif)の3人を中心に、フィリピン系のDJヴァーマン(DJ Virman)のアジア系アメリカ人4人から成るグループ。米ロサンジェルスを拠点に活動しており、EDMやトラップといったエレクトロ・サウンドを経由したヒップポップで知られる。

同じくアジア系アメリカ人から成るプロデューサー・グループで、後にジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)らのヒットを手がけることになるステレオタイプス(The Stereotypes)や、フィリピンの血も流れるブルーノ・マーズ(Bruno Mars)らとブレイク前からコラボレーションしており、2008年に発表した『Animal』で注目を集めるようになり、2010年に当時レディー・ガガ(Lady Gaga)も所属していたCherrytree Recordsと契約。同年発表したメジャー・デビュー・シングル“Like A G6”はEDMブームの勢いも後押しして全米チャート1位まで上昇。メジャー・デビュー作『Free Wired』からは続く“Rocketeer”も最高7位とヒットを連発し、一躍時代の寵児となった。

2012年にはメジャー第二弾となる『Dirty Bass』を発表。ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が参加した“Live My Life”がスマッシュヒットとなったほか、日本からCrystal Kayが参加したことも話題を呼んだが、セールス面では苦戦。以降もダンス・ミュージックやトラップ色を強めながら、ミックステープやEP『KTown Riot』を発表するなど活動を続けていたが、Cherrytreeを離れて心機一転。Transparent Music/eOneから、オリジナル・スタジオ・アルバムとしては『Dirty Bass』以来、およそ4年4ヶ月ぶりとなるニュー・アルバム『Identity』を完成させた。

これまでもその出自からアジア系とのコラボレーションやアジアでの公演などの機会は少なくなく、『KTown Riot』では地元ロサンジェルスで起こった、韓国系アメリカ人による黒人少女射殺事件などをきっかけに始まったLA暴動を振り返るなどしていたファーイースト・ムーヴメントだが、今回はタイトルどおりアジア系アメリカ人としてのアイデンティティを意識した作品となっており、EXOのチャニョル(Chanyol)、少女時代のティファニー(Tiffany)、SISTERのヒョリン(Hyolyn)といったK-POPアーティストや、 TASHA名義で日本でもデビューしたことのある女性ラッパー/シンガーのユン・ミレイ(Yoon Mirae)、男女混合R&BグループのUrban Jakapa、同じくLAを拠点としてこれまでも度々コラボしてきたジェイ・パーク(Jay Park)といった韓国系のアーティストが多く参加している。

「俺たちが活動を始めたとき、サングラスを着けろ、グループ名をファーイースト・ムーヴメントから違うものに変えろって言われたものだよ。『アジア過ぎる』からって」と米Billboard誌のインタビューの中で振り返った彼らは、「アイデンティティは常に俺たちにとって議論すべき問題として付きまとってきた。俺たちが自身をアメリカ人としてどう見るか、みんなが実際に俺たちをどう見ているか。アジア人は外国人としての俺たちをどう見ているか。アメリカにいるアジア系にとって、アジアはホームなのにね」とコメント。これをきっかけに、アジアに実際に足を運んで各地の音楽シーンやビジネス、文化から慣習まで学び、それが新作のインスピレーションとなったという。「東と西のアーティストの間に橋を架け、俺たちの好きなジャンルを異なるものでも混ぜ合わせた」とこの新作『Identity』を表現している。

実際にアジア系だけではなく、アルバムには若手人気ポップ~R&Bシンガーのティナーシェ(Tinashe)や、若手実力派R&Bシンガーのイライジャ・ブレイク(Elijah Blake)、その無二の歌声で人気を誇るグラミー授賞歌手のメイシー・グレイ(Macy Gray)から、デビュー曲“Crank That (Soulja Boy)”が全米チャート1位の大ヒットとなったソウルジャ・ボーイ(Soulja Boy)、ブルースやソウル色の強いヒップホップで人気を博すビッグ・K.R.I.T.(Big K.R.I.T.)といったラッパーなど、非アジア系のアメリカ人アーティストも多く参加。また、ザラ・ラーソン(Zara Larsson)との“Never Forget You”が全英チャート最高5位/全米チャート最高13位の大ヒットとなった弱冠21歳の英国の才能 MNEKや、昨年発表されたドクター・ドレー(Dr. Dre)およそ15年半ぶりの新作『Compton』への参加でも注目を集め、南アフリカ出身で東インド系の血も流れるという女性シンガー・ソングライターのキャンディス・ピレイ(Candice Pillay)といった多彩な顔ぶれが揃っている。

なおファーイースト・ムーヴメントは今年7月、EXILE、三代目J Soul Brothersなどを擁するLDHと日本でのマネジメント契約を締結したことを発表。EXILE TRIBEによる「HiGH&LOW」プロジェクトの一環で6月に発売された『HiGH & LOW ORIGINAL BEST ALBUM』には、EXILE THE SECONDとのコラボレーション曲が収録されている。

1. Fighter (feat. Yoon Mirae & autolaser)

2. Freal Luv (feat. Chanyeol [EXO] & Tinashe) - Far East Movement & Marshmello

3. F-VR (feat. Candice Pillay & No Riddim)

4. Church (feat. Elijah Blake)

5. Don’t Speak (feat. Tiffany [Girls Generation] & King Chain)

6. SXWME (feat. Jay Park) [prod. by MNEK]

7. Umbrella (feat. Hyolyn [Sister] & Gill Chang)

8. Double Dip (feat. Soulja Boy & Loco)

9. FBG$ (feat. Big K.R.I.T. & MIKNNA)

10. Forever Survivor (feat. Macy Gray)

11. Fortress (feat. Urban Zakapa)