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ホイットニー・ヒューストンらも手がけた名サウンド・クリエイター、カシーフが亡くなる [追記]

Kashif

自身の楽曲だけでなく、ホイットニー・ヒューストン(Whiteny Houston)の“You Give Good Love”を始め、イヴリン“シャンペーン”キング(Evelyn “Champagne” King)らのヒットのプロデュースで、80年代のR&Bシーンを牽引した名プロデューサーでシンガーのカシーフ(Kashif)が亡くなったことが発表された。56歳だった。

[9/28 update ※LA Timesなどの報道では1956年生まれの59歳とされているので追記しておきます]

本名をマイケル・ジョーンズ(Michael Jones)という彼は、1959年、ハーレム出身。カシームはイスラム名となる。15歳の若さでブルックリンのファンク・バンド、BT・エクスプレス(BT Express)のキーボード奏者となってキャリアをスタートさせた彼は、80年代になってその才能が本格的に開花。イヴリン“シャンペーン”キングのプロデュースを手がけ、1981年に“I’m In Love”、1982年に“Love Come Down”とヒットを連発させ、この功績が認められてArista Recordsとソロ契約を結ぶと、1983年に『Kashif』でアーティスト・デビューを果たし、自身もR&Bチャート最高5位となった“I Just Gotta Have You”などのヒットを放った。1984年発表の2作目『Send Me Your Love』がグラミー候補となるなど、その才能は高く評価されている。

シンセサイザーの音色を特徴とするカシーフ・サウンドを構築し、数々のR&Bヒットを放ったカシーフは、プロデューサーとしてもホイットニー・ヒューストンのデビュー・アルバムにして大ヒット作『Whitney Houston』を始めとして、ジャーメイン・ジャクソン(Jermaine Jackson)、メルバ・ムーア(Melba Moore)、ジョージ・ベンソン(George Benson)、メリッサ・モーガン(Meli’sa Morga)らを手がけるなど時代の波に乗って活躍。ブラック・コンテポラリー、いわゆる「ブラコン」と呼ばれる80年代のアーバンなR&Bサウンドを築いた第一人者だった。

そのカシーフが亡くなっていたことが明らかになった。詳細は不明だが、ロサンジェルスで亡くなったことを遺族が認めている。ロサンジェルス郡の検死局によると、25日の日曜には亡くなっていたとのこと。死因も明かされていないが、事故や事件性はないようで、「自然の要因」によって亡くなったとされている。近年も、〈Kashif and Friends〉と題した主宰コンサートを中心に活動しており、今年6月にもメリッサ・モーガンらと同コンサートを行ったばかりだったが、50代という若さでこの世を去った。