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90s R&Bグループのアズ・イェットが20年ぶり新作を発売 ブライアン・マックナイトのカバーも

Az Yet - She's Magic

90年代に“Last Night”、“Hard To Say I’m Sorry”などのヒットを飛ばしたことで知られるR&Bボーカル・グループのアズ・イェット(Az Yet)が、デビュー作以来、実に20年以上ぶりとなるニュー・アルバム『She’s Magic』を来月リリースする。

元々はショーン・リヴェラ(Shawn Rivera)、ディオン・アレン(Dion Allen)にケニー・テリー(Kenny Terry, Jr.)の3人を原型にフィラデルフィアで結成されたアズ・イェットは、様々なメンバー・チェンジを経て、ボーイズIIメン(Boyz II Men)のオリジナル・メンバーだったマーク・ネルソン(Marc Nelson)らを加えた5人組として、ベイビーフェイス(Babyface)のバックアップで1996年に『Az Yet』でデビュー。ベイビーフェイスはもちろん、ブライアン・マックナイト(Brian McKnight)、ジョン・B(Jon B.)、グルーヴ・セオリー(Groove Theory)のブライス・ウィルソン(Bryce Wilson)らが制作に携わった同作からは、当時ヒットを連発していたベイビーフェイスが手がけた“Last Night”が全米チャート9位、そしてシカゴ(Chicago)「素直になれなくて」のカバーが全米チャート8位とヒットを記録するなど活躍した。

しかしその後、マーク・ネルソンのソロ転向などもあって活動は低迷。ダリル・アンソニー(Darryl Anthony)を中心に新メンバーを据えた新生アズ・イェットでミニ・アルバム『That B U』を2004年に自主リリースするなどしたものの、こちらはうまくいかなかった。だが2007年にショーン・リヴェラ、ディオン・アレン、マーク・ネルソン、ダリル・アンソニーの4人で再結成。“Share Life”などを発表するも、しかしアルバム制作はうまく進まず、さらなるメンバー変動も続き、昨年にはオリジナル・メンバーのひとりであるショーン・リヴェラが脱退。最終的に、ディオン・アレンケニー・テリーマーク・ネルソンクロード・トーマス(Claude Thomas Jr.)の4人組となり、ついに新作『She’s Magic』を完成させた。

フル・スタジオ・アルバムとしてはデビュー作『Az Yet』以来、20年以上ぶりのリリースとなる『She’s Magic』は、全11曲を収録。前半5曲をマーク・ネルソンが手がけており、かつてのベイビーフェイスを思わせる“Love Her Mind”など90年代R&Bの空気が漂う。また、ベイビーフェイスが手がけた代表的ヒット“Last Night”のセルフ・カバーに加えて、『Az Yet』にも参加していたブライアン・マックナイトの名曲“One Last Cry”や、シール(Seal)の代表曲“Kiss From A Rose”をアカペラでカバーし、コーラス・グループであることを強調している。

このアズ・イェットの新作『She’s Magic』は、最近ではアンジー・ストーン(Angie Stone)のカバー集『Covered In Soul』をリリースしたLAのインディ・レーベル Cleopatra Recordsからのリリースとなっており、一般発売は9月16日予定だが、Cleopatra Recordsの公式ショップではすでに発売中となっている。

なお、カール・トーマス(Carl Thomas)“I Wish”やブランディ(Brandy)“Full Moon”、サンシャイン・アンダーソン(Sunshine Anderson)“Heard It All Before”など数々の楽曲を手がけてきたベテラン・プロデューサーのマイク・シティ(Mike City)は昨年から、未発表に終わった楽曲をsoundcloud上で度々公開しているが、今年始めにはアズ・イェットの未発表曲だという“Just To Know”という音源も公開している。

1. She’s Magic (Nelson)
2. Love Her Mind (Nelson)
3. Young Girl (Nelson)
4. Real Man (Nelson, Johnson, Barjona)
5. Quality Time (Nelson)
6. Kiss From A Rose (Samuel)
7. Last Night [*new version] (Edmonds, Andres)
8. Better Than Sex (Thomas Jr.)
9. Feel Good Blues (Allen, Terry Jr.)
10. Tell Her How I Feel (Thomas Jr., Allen, Terry Jr.)
11. One Last Cry (McKnight, Barnes, Barnes)