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ドレイク最新作が全米チャートで1位に返り咲き、男性ソロによる10週1位はおよそ24年ぶり

Drake - Views

2016年発売作品の中で最も大きい初動セールスで全米チャート初登場1位を獲得した、カナダ発のラップ・スター、ドレイク(Drake)の最新作『Views』。先週は2位に下がったものの、今週ふたたび全米チャートのトップの座に戻り、これで通算10週の1位を獲得した。

4月29日にiTunes Store/Apple Music独占先行という形で発売されると、発売1週目にキャリア最大の初動となるおよそ85万5000枚のダウンロード・セールスを記録、2016年発売作品の中でもっとも大きな初動セールスなる大ヒットとなり、全米アルバム・チャートで他を圧倒して初登場1位となったドレイクの最新作『Views』。2週目には早々にアメリカでの累計セールスが100万枚を突破して2016年発売作品で初めてのミリオンセラーとなり、また毎週1億回以上の再生回数を誇るなどストリーミング・サービスでの圧倒的な強さが牽引する形で全米チャートの1位を独占し、初登場から9週連続でトップを制していた。

先週は、人気ポップ・パンク・バンドのブリンク182(Blink 182)5年ぶりの新作『California』についに1位の座を奪われ、初登場からの連続1位の記録は途絶えてしまったものの、先週の2位から今週1位に再浮上。『Views』収録曲のストリーミング再生回数はさすがに週1億回を切り、今週はおよそ8700万回だったものの、そのストリーミング再生回数によるポイントは今週も5万8000枚相当(1500回再生につきアルバム1枚ぶんのセールスに相当すると換算される)となり、全体(およそ9万2000枚相当)の63%と過半数を占めるなど、相変わらずストリーミングでの強さが光る。

ドレイクの『Views』はこれで通算10週目の全米チャート1位を獲得。これは男性ソロ・アーティストとしては、アッシャー(Usher)が2004年に発表した『Confessions』による通算9週を超えるもので、マイリー・サイラスの父ビリー・レイ・サイラス(Billy Ray Cyrus)が1992年のデビュー作『Some Gave All』以来、およそ24年ぶりに生まれた記録となる。なお『Views』は9週“連続”1位を誇るが、これも男性アーティストでは、17週連続1位となったビリー・レイ・サイラス『Some Gave All』以来の記録だった。

なおドレイクの『Views』のセールスは、6月まででおよそ134万枚を記録。これはアデル(Adele)『25』のおよそ144万枚に次いで2016年上半期セールスの第2位であり、2016年発売作品においてもっとも売れた作品となる。

またドレイクの勢いは、全米シングル・チャートにも波及しており、“One Dance”も今週で通算10週目の1位(9週連続1位)を獲得。アルバム、そしてその収録シングルがいずれも通算10週以上を記録したのは、これまで『25』のアデル、『Supernatural』のサンタナ(Santana)、映画『ボディガード』サウンドトラックのホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の3組のみで、ドレイクは史上4組目の快挙を達成したことになる。

ちなみに今週の全米シングル・チャート、『Views』に収録されたリアーナ(Rihanna)との“Too Good”が先週22位から19位に上昇しトップ20入り。リアーナは、最新作『ANTI』からの“Needed Me”が今週も7位、ゲスト参加したカルヴィン・ハリス(Calvin Harris)の“This Is What You Came For”が今週も4位をキープと、トップ20に自身関連の曲が3曲同時ランクインしている。