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DJプレミアが新人女性シンガーのデビュー作を全面プロデュース

Torii Wolf & DJ Premier

ロイス・ダ・ファイブ・ナイン(Royce Da 5’9″)とのユニット=プライム(PRhyme)を始め、黒田卓也らとのバンド活動から、キャリア初のソロ・アルバムの制作など、50歳を迎えてますます意欲的に動いているヒップホップ界のカリスマ・プロデューサー、DJプレミア(DJ Premier)が、今度は新人女性シンガーのデビュー・アルバムを全面プロデュースする。

ドクター・ドレー(Dr. Dre)およそ15年9ヶ月ぶりの新作となった昨年の『Compton』でドレーとの初のコラボレーションを実現させ、ザ・ゲーム(The Game)『Documentary 2.0』、ジョーイ・バッドアス(Joey BadA$$)のデビュー作『B4.DA.$$』など、近年も話題作に次々と関わっているDJプレミア。2014年末にはエミネム(Eminem)とのデュオでの活動でも知られるラッパー、ロイス・ダ・ファイブ・ナインとのユニット=プライム名義のデビュー作『PRhyme』を発売し、2015年1月の来日公演をきっかけに黒田卓也、ブレイディ・ワット(Brady Watt)らバンド・メンバーと共にDJプレミア&ザ・バッダー(The BADDER)を結成、新曲“BPATTER”を発表したほか、キャリア初となるソロ・アルバムを準備中と、これまでになくクリエイティヴに動いている。

最近では、2012年にファレル(Pharrell)のプロデュースによる“Live Your Life”で世界デビューを果たしたマレーシア出身の女性シンガー・ソングライター、ユナ(Yuna)の最新作『Chapters』からのリード・シングル“Places To Go”をプロデュースしたことも話題になったばかりだが、今度は初めて女性シンガーのアルバムを全面プロデュースするようだ。

DJプレミアが見込んだのは、モヒカン・ヘアが特徴的なニューヨークの新進女性シンガー・ソングライター、トーリー・ウルフ(Torii Wolf)。すでに5月にはプレミアらしいビートも響く“1st”が発表され、今月頭にはダイレイテッド・ピープルズ(Dilated Peoples)からアイリサイエンス(Rakaa Iriscience)のラップをフィーチャーしたリミックスも発表済。ダイレイテッド・ピープルズの2014年作収録のプリモ制作シングル“Good As Gone”でのラップをサンプリングしたものだ。さらに来月には“Shadows Crawl”という、やはりDJプレミアが制作した新曲がリリース予定とあって、早くも注目の的となっている。

DJプレミアが全面プロデュースすることになるデビュー・アルバム『Flow Riiot』のリリース時期は今のところ発表されていないが、この調子なら近いうちの発表が期待できそうだ。プリモは、キャリアで初めて女性アーティストを全面プロデュースすることになるが、その白羽の矢が立った新人トーリー・ウルフについて、「とても独特なスタイルを持っている。ビョーク(Bjork)なんかを思わせるような……主流からはすごく離れた存在だ。とてもユニークで多才。曲を書けるし、歌えるし、優れたギタリストでドラマーでもある。でもイメージでいうと比較てきる存在がいない。テーマにおいては、トーリーはまったく別の場所にいる」などとその存在感を褒め讃えている。