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DJレットマティックが、アロー・ブラックと2004年に録音した未発表アルバムを無料公開 [全曲フル試聴可]

DJ Rhettmatic & Aloe Blacc - Circa 2004: Blaccmatic

西海岸の凄腕ターンテーブリストたちによるクルー、ビート・ジャンキーズことワールド・フェイマス・ビート・ジャンキーズ(The World Famous Beat Junkies)の一員としても知られるDJレットマティック(DJ Rhettmatic)が、アロー・ブラック(Aloe Blacc)と10年以上前に録音したものの未発表に終わっていたコラボレーション・アルバム『Blaccmatic』を公開した。

The Man”の大ヒットや、ゲスト参加したアヴィーチー(Avicii)の世界的ヒット“Wake Me Up”を始め、コカコーラによるFIFAワールドカップの公式ソング“The World Is Ours”への参加、映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』への出演など幅広く活躍しているアロー・ブラック。現在は、ジョン・レジェンド(John Legend)らと比較されるソウルフルな歌声のシンガーとして知られるが、元々はラッパーとしてキャリアをスタート。そのラッパー時代の未発表アルバムが、J. Roccらビート・ジャンキーズの一員として知られるDJレットマティックによって蔵出しされた。

これは、DJレットマティックが、5月10日の自身の誕生日に合わせて発表したもの。10年以上の時を経てすっかり存在を忘れていたというレットマティックだが、ある時ふとアロー・ブラックとアルバムを制作したことを思い出し、彼に相談。先日は、ロサンジェルスで開催され、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)らも参加した故プリンス(Prince)追悼イベントに出演するなど多忙なアロー・ブラックだが、改めて聴き返し、みんながこれを聴くことで自分たちがどれだけ進化したか分かれば面白いと考え、無料公開しようとレットマティックに提案したのだという。『Circa 2004: Blaccmatic』というタイトルや、Rappers I Knowの創設者、FWMJことフランク・ウィリアム・ミラー・ジュニアによるアートワークのコンセプトなどもアロー・ブラックによるアイディアだったとか。

こうして発表された『Circa 2004: Blaccmatic』は、レットマティックのBandcampページで、ユーザーが自由に価格を付けられるname your priceで提供されており、メールアドレスなどを登録すれば0ドルの無料でもダウンロードですることができる。

レットマティックの説明によれば、このアルバムは、プロデューサーのエグザイル(Emile)とのヒップホップ・デュオ=エマノン(Emannon)の活動をストップさせ、ソロへと動いていたアロー・ブラックと、DJだけでなく、プロデューサーとしての可能性を拡げようとしていたレットマティックが意気投合し、生まれたものだという。DJレットマティックが全面プロデュースを手がけており、同じ西海岸のラッパー、ブルー(Blu)らがゲスト参加している。未発表に終わったのは、完成後、アロー・ブラックがStones Throwとのソロ契約を獲得し、レットマティックも自身がメンバーのグループ=ヴィジョナリーズ(The Visionaries)の新作制作に忙しくなったためだという。アロー・ブラックはソロ・デビュー作『Shine Through』を、ヴィジョナリーズは新作『We Are The Ones (We’ve Been Waiting for)』をそれぞれ2006年にリリースしている。

ソロ・デビュー作『Shine Through』で歌への比重を強め、2010年にリリースした2ndアルバム『Good Things』では完全にシンガーへと転向したアロー・ブラックだが、この『Circa 2004: Blaccmatic』でも“Find A Way”で歌声を聴くことができる。同曲は、『Shine Through』からのシングル“I’m Beautiful”のBサイドに収録され、発表済みの曲だが、元々はこのレットマティックとのコラボ作のために作られたものだったとか。レットマティックは、「アロー・ブラックが歌えるなんて当時は思いもよらなかったけど、とても良かった」と振り返っている。また、この“Find A Way”がきっかけで、エミネム(Eminem)“Survival”やドクター・ドレー(Dr. Dre)“Kush”のプロデュースでも知られるDJカリル(DJ Khalil)とアロー・ブラックがつながることになったという。友人だったレットマティックによって“Find A Way”を耳にしたDJカリルは、「こいつは誰だ、一緒に仕事がしたい」と口にしたのだとか。その後DJカリルはアロー・ブラックの最新作『Lift Your Spirit』を全面プロデュースし、“The Man”が大ヒットしたほか、アルバムはグラミー候補にもなった。

なおアロー・ブラックは、1936年のベルリン五輪で史上初の四冠を達成したアメリカの黒人陸上競技選手ジェシー・オーエンスの伝記映画『Race』(米で2月公開)に新曲“Let The Game Begin”を提供したほか、チョコレート・ブランド M&M’Sの75周年記念企画として、人気ダンス系プロデューサーのゼッド(Zedd)と共に“Candyman”を発表。同曲は、2005年のリメイク『チャーリーとチョコレート工場』でも有名な1971年の映画『夢のチョコレート工場』で歌われた“The Candy Man”のリメイクとなっている。

1. Introducing….
2. AKA Aloe Blacc
3. Situations (feat. CashUs King fka Co$$)
4. Make It Happen
5. Find Your Way
6. Where I’m From
7. California
8. The Window
9. The Plight
10. We Shine (feat. Blu)
11. My Time To Shine [trumpet by Aloe Blacc]