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ビヴァリー・ナイト新作はメンフィス・ソウルに敬意を表したアルバムに サム・ムーアも参加

Beverley Knight - Soulsville

昨年デビュー20周年を迎えた、英国を代表する国民的ソウル・シンガーのビヴァリー・ナイト(Beverley Knight)が、米メンフィスの名門スタジオである[Royal Studios]で録音したニュー・アルバム『Soulsville』を6月にリリースする。

1995年に発表したデビュー曲“Flavour Of The Old School”がここ日本でも根強い人気を誇る90s R&Bクラシックとなっているビヴァリー・ナイトは、大英帝国勲章も授与されているイギリスの国民的歌手。2011年には、ソウルIIソウル、ルース・エンズ、ジャミロクワイ、ジョージ・マイケル、ヒートウェイヴといった、母国イギリス産のR&B/ソウル・ミュージックの先人たちの名曲をカバーした『Soul UK』を発表し、高く評価されている。

ここ最近はミュージカルで活躍しており、2014年から2015年には、1950年代のメンフィスを舞台としたミュージカル『Memphis』のロンドン公演にフェリシア役でレギュラー出演。また、故ホイットニー・ヒューストン主演の名作『ボディガード』のミュージカル版において、ロンドンでの再演版で主役のレイチェル役を勝ち取っており、今年7月から幕を開ける。そしてビヴァリー・ナイトの新作は、『Memphis』のリサーチのために初めてメンフィスに訪れたことがインスピレーションになったという。『Soul UK』から実に5年ぶりとなるニュー・アルバムは、数々のメンフィス・ソウルの名曲を生んだ名門[Royal Studios]で録音が行われた。

スザンヌ・ベガのグラミー受賞作『Beauty & Crime』などを手がけたことで知られるロンドンのプロデューサー、ジミー・ホーガース(Jimmy Hogarth)と制作したオリジナル曲“Middle Of Love”がリード曲として発表されているが、アルバムにはオリジナル楽曲に加えて、アン・ピーブルス“I Can’t Stand The Rain”、サム&デイヴ“Hold On I’m Coming”などのメンフィス・ソウル名曲カバーも収録。後者は本家サム・ムーア(Sam Moore)とのデュエットになる。また、ジュディ・クレイ&ウィリアム・ベル“Private Number”のカバーではジェイミー・カラム(Jamie Cullum)、エルヴィス・プレスリー版のヒットでも知られるビッグ・ママ・ソーントン“Hound Dog”のカバーでは、英ベテラン・バンドのスクイーズ(Squeeze)の元メンバーで、司会者としても活躍している鍵盤奏者ジュールズ・ホランド(Jools Holland)とコラボレーションしているとか。

メンフィス・ソウルへの敬意を表したアルバムになるとのことで、[Royal Studios]で録音しただけでなく、アル・グリーンが使っていたマイクを使用。また、アル・グリーン名作などを支えたハイ・リズム・セクション(Hi Rhythm Section)のオルガン奏者チャールズ・ホッジス(Charles Hodges)、ベーシストのリロイ・ホッジス(Leroy Hodges)といった往年のプレイヤーたちも演奏に参加しているという。ビヴァリー・ナイトの5年ぶり新作『Soulsville』はイギリスで6月10日発売予定。

なお、そのソウル溢れる歌声がプリンスに評価されたビヴァリー・ナイトは、2007年のロンドン公演でプリンスの前座を務めたほか、2008年2月にはアカデミー賞の前夜祭パーティに呼ばれプリンスと共演を果たしたこともある。先日、57歳の若さでこの世を去った音楽界の伝説的アーティストについて、「まだまだ若い頃はアレサ(・フランクリン)やサム・クックに影響を受けていたけど、その後プリンスを知って、すごく大きな影響を受けたの。アニー・レノックスとか、ジャンルの枠を超えたアーティストに影響を受けるようになったのは、プリンスを好きになったおかげ」と英Telegraph紙のインタビューで振り返っている。なお、プリンスのロンドン公演のアフターパーティの様子を録音したライブ実況盤『Indigo Nights』が2008年にライブ写真集とのセットで限定発売されたが、そこにプリンスとビヴァリー・ナイトの共演音源も収録されている。

1. Middle Of Love
2. When I See You Again
3. Private Number
4. All Things Must Change
5. I Can’t Stand The Rain
6. Red Flag
7. Don’t Play That Song For Me
8. Still Here
9. Sitting On The Edge
10. Hound Dog (feat. Jools Holland)
11. I Won’t Be Looking Back
12. Hold On I’m Coming (with Sam Moore)