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バズ・ラーマン監督のヒップホップ・ドラマにナズがプロデューサーとして参加することが明らかに

The Get Down

映画『華麗なるギャツビー』、 『ムーラン・ルージュ』などで知られるバズ・ラーマンが監督を務め、8月から放送が決定しているヒップホップ・ドラマ『ゲットダウン』(原題『The Get Down』)に、カリスマ・ラッパー、ナズ(Nas)がプロデューサーとして参画していることが明らかになった。

8月からNetflixで放送が決定している『ゲットダウン』は、1970年代のニューヨークを舞台に、ラップ・ミュージック/ヒップホップ・カルチャー誕生の瞬間にフォーカスする連続ドラマ。カーラ・デルヴィーニュ主演映画『Paper Towns』などの出演で知られる若手俳優ジャスティス・スミスが主演を務め、ウィル・スミス(Will Smith)の17歳になる息子として知られるラッパー/俳優のジェイデン・スミス(Jaden Smith)も出演し、サウスブロンクスで貧しく波乱に満ちた環境を生き抜くティーンエイ­ジャを演じるほか、グランドマスター・フラッシュ(Grandmaster Flash)、クール・ハーク(DJ Kool Herc)、アフリカ・バンバータ(Afrika Bambaataa)などヒップホップ創生に関わった実在のレジェンドたちも描かれる予定だ。

放送開始を8月に控える中、先週開催されたトライベッカ国際映画祭でパネルディスカッションに参加した監督のバズ・ラーマンが、このヒップホップ・ドラマの製作にナズが参加していることを明かした。バズ・ラーマンは、「このドラマにおける最高のコラボレーションのひとつは、ラップのライムを作るにあたってとても緊密に関わってもらっている人で、プロデューサーも務めてもらっている。90年代においてもっとも象徴的な声の持ち主のひとり。それはナズだ。ナズは他にもこのドラマの製作にクリエイティブ面で非常に大きな貢献をしてくれている」、「ナズとはもう1年ほどこの製作を一緒にやっているんだ」と話した。また劇中のナレーションはラップ形式で披露され、そのナレーションの制作をナズが助けていることも明かしている。『ゲットダウン』は8月12日から放送スタート予定で、第1シーズンは全13話を予定。予告編映像の日本語字幕版も公開されており、日本での放送も決定している。

また、このパネルディスカッションでは、2013年の映画『華麗なるギャツビー』のサウンドトラックに当初参加予定であることが明かされたものの、最終的に未収録となったプリンス(Prince)の話もバズ・ラーマンは語ったという。米Billboardなどが報じたところによると、マルティカ(Martika)が1991年に発表した『Martika’s Kitchen』に収録された4曲のプリンス制作曲のうち、トップ10ヒットとなった“Love… Thy Will Be Done”のリメイク・バージョンを予定していたとか。「プリンスが亡くなったことで思い出される中でとても悲しいことは……ギャツビーのことだ。私はあの映画にプリンスに1曲提供してもらうよう動いていたんだ。その曲は、彼がマルティカと作った“Love… Thy Will Be Done”の新たに生まれ変わったバージョンで、映画の中でも大事な要素となる予定だった。実際に進行していたんだよ。彼がツアーでオーストラリアに来た時に一緒にやったりね。でも権利的な問題でリリースできそうになかった。それで決断を下さざるを得ず、代わりにラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)と組むことにしたんだ」と経緯を明かした。

バズ・ラーマンは、『華麗なるギャツビー』同様にレオナルド・ディカプリオ主演だった1996年の映画『ロミオ+ジュリエット』で、一度プリンスの曲を使ったことがある。讃美歌調のアレンジが加えられ、クインドン・ターヴァー(Quindon Tarver)が歌った“When Doves Cry”(邦題「ビートに抱かれて」)だ。バズ・ラーマンはこの時のことも振り返り、「許諾が得られると思わなかったけど、『いいアイディアのようだね』ってサポートが得られて、(曲の使用許諾に)イエスと言ってくれたんだ」と、プリンスに快諾されたと話している。