bmr

bmr>NEWS>DJプレミア、チャンス、アンダーソン・パーク、YGらも参加 マックルモア&ライアン・ルイスが注目の新作を発売

NEWS

DJプレミア、チャンス、アンダーソン・パーク、YGらも参加 マックルモア&ライアン・ルイスが注目の新作を発売

Macklemore & Ryan Lewis - This Unruly Mess I've Made

2014年の第56回グラミー賞で4冠の栄誉に輝いたシアトルの白人ヒップホップ・デュオ=マックルモア&ライアン・ルイス(Macklemore & Ryan Lewis)が、授賞後初となる注目のニュー・アルバム『This Unruly Mess I’ve Made』を26日に発売した。

Warner Music Group傘下のADAとディストリビューション契約を持つ形で、自主レーベルから2012年10月に発売したデビュー・アルバム『The Heist』は、地道なライブ活動を通じてファンの基盤を広げていたこともあり、インディながら全米チャートで初登場2位、米iTunesチャートではアルバム・チャート1位を獲得。その後、“Thrift Shop”が全米チャートをじわじわと昇っていき、2013年1月末についに全米チャート1位を手にすると一気に人気に火が点き、“Thrift Shop”は2013年上半期アメリカだけでおよそ555万8000ダウンロードを売り上げて「2013年上半期でもっとも売れたシングル」になったほか、Billboard誌が発表した年間チャートではシングル総合チャート1位に。2曲目の全米チャート1位を手にした“Can’t Hold Us”も、2013年の米上半期セールス6位、Billboardの年間チャートでシングル総合5位と大活躍。

また、同性愛者のおじに影響を受け、同性愛や同性婚について語った“Same Love”も話題を呼び、2014年のグラミー賞授賞式ではマドンナ(Madonna)らと共にパフォーマンス、34組のカップルが登場して“ライブ結婚式”が開催されたのも大きな反響に。そしてこの第56回グラミー賞では、ノミネートを受けた7部門のうち、最優秀新人賞を始め、最優秀ラップ・アルバム、最優秀ラップ・ソング(“Thrift Shop”)、最優秀ラップ・パフォーマンス(“Thrift Shop”)とラップ部門を席巻しており、最多5冠のダフト・パンク(Daft Punk)に続く、4部門での受賞となった。

こうした輝かしい成功を収めたマックルモア&ライアン・ルイスが、ついに『The Heist』に続く2作目、およそ3年半ぶりの新作を完成。すでに、グラミー授賞シンガー・シングライターのエド・シーラン(Ed Sheeran)をゲストに迎えた“Growing Up (Sloane’s Song)”、そしてメリー・メル(Melle Mel)、クール・モー・ディー(Kool Moe Dee)、グランドマスター・カズ(Grandmaster Caz)といったヒップホップ・レジェンドが参加した“Downtown”、新人ながら先日のグラミー賞の候補にもなった若きソウルマン、リオン・ブリッジズ(Leon Bridges)との“Kevin”が昨年のうちに発表されていたが、新作『This Unruly Mess I’ve Made』にはさらなる豪華ゲストが参加。

ヒップホップ界のカリスマ・プロデューサー、DJプレミア(DJ Premier)や、大御所ラッパーのKRS-ワン(KRS-One)から、若手人気ラッパーのチャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)、YGといった面子から、昨年ドクター・ドレー(Dr. Dre)が発表した『Compton』に最多ゲスト参加して注目を集め、先日ドレーのAftermath Entertainmentと契約したことも大きな話題となっている新鋭アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)や、チャンス・ザ・ラッパー“Sunday Candy”などへの参加でも知られるシカゴの女性シンガー/詩人ジャミーラ・ウッズ(Jamila Woods)、さらには『パシフィック・リム』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』などの出演で知られる英俳優イドリス・エルバの名前まで並ぶ。

収録曲の中でも話題になっているのは、先月、先行発表された“White Privilege II”。この「white privilege」とは「白人の特権」を意味する言葉で、2005年に発表した曲の続編として位置づけられている。同曲では、「ストリートは血にまみれ、正義も平和もない」など、近年米社会で問題になっている白人警官による黒人への過剰な取り締まり、暴行や人種差別を中心に、様々な意見を口にする声が途中で挟まれ、それに対し自問自答を繰り返しながら、「俺たち(白人)は、格好も、歩き方も、話し方も、踊り方も(黒人の)真似をしたがるのに、(黒人の)味方をしない。ブラック・カルチャーから欲しいものはすべて奪う。でも俺たちは黒人のために立ち上がるだろうか?」と問いかけており、波紋を呼んでいる。

このマックルモア&ライアン・ルイスの新作『This Unruly Mess I’ve Made』は全13曲を収録しているが、公式サイトでは2曲を追加したデラックス盤も販売している。なお、日本盤は4月6日発売予定。

“Need To Know” (feat. Chance the Rapper)

1. Light Tunnels (feat. Mike Slap)
2. Downtown (feat. Melle Mel, Grandmaster Caz, Kool Moe Dee & Eric Nally)
3. Brad Pitt’s Cousin (feat. XP)
4. Buckshot (feat. KRS-One & DJ Premier)
5. Growing Up (feat. Ed Sheeran)
6. Kevin (feat. Leon Bridges)
7. St. Ides
8. Need To Know (feat. Chance the Rapper)
9. Dance Off (feat. Idris Elba & Anderson .Paak)
10. Let’s Eat (feat. XP)
11. Bolo Tie (feat. YG)
12. The Train (feat. Carla Morrison)
13. White Privilege II (feat. Jamila Woods)

[deluxe edition]
14. The Shades
15. Spoons (feat. Ryan Bedard)