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アース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイト亡くなる

Maurice White passed away

40年以上に渡って活躍する大御所ソウル~R&Bグループで、“Shining Star”、“September”、“Let’s Groove”、“After The Love Has Gone”などの名曲を世に出したことで知られるアース・ウインド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)。その創設者であるモーリス・ホワイト(Maurice White)が、現地時間で2月3日の夜に亡くなったことが発表された。74歳だった。

モーリス・ホワイトは80年代後半から脳神経疾患のパーキンソン病の症状に悩まされ、1994年以降はライブ活動から離れ、闘病生活を続けていた。以降、表舞台から遠ざかっていたモーリス・ホワイトだが、2月4日、アース・ウインド&ファイアーのメンバーであり、実弟のヴァーディン・ホワイト(Verdine White)がFacebook等でモーリスの死去を伝えた。ヴァーディンは、「兄であり、ヒーローであり、親友であったモーリス・ホワイトが昨夜、就寝中に安らかにこの世を去りました。またひとり、世界は伝説的な素晴らしいミュージシャンを失うことになりましたが、我々のプライバシーを尊重して下さるようお願いいたします」などと綴られている。つい先日、2月15日(日本時間で16日)に開催される第58回グラミー賞授賞式で、功労賞にあたるライフタイム・アチーブメントを授賞することが発表されたばかりだった。この訃報には、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)、ボビー・コールドウェル(Bobby Caldwell)、ジミー・ジャム(Jimmy Jam)、Qティップ(Q-Tip)、クエストラブ(Questlove)など、多くのミュージシャンが追悼のコメントを発表している。

1969年、シカゴでモーリス・ホワイトが結成したソルティ・ペッパーズ(Salty Peppers)を前身としたアース・ウインド&ファイアーは、1971年にデビュー。ジェイ・Z(Jay-Z)やカーク・フランクリン(Kirk Franklin)にサンプリングされた“Keep Your Head To The Sky”を収録する73年の『Head To The Sky』から人気が広がり、全米チャート1位の大ヒットとなった75年の“Shining Star”でブレイク。翌年には初のグラミー賞にも輝いた。以降、“Sing A Song”、“Can’t Hide Love”、“Getaway”、“Fantasy”、“September”、“After The Love Has Gone”といったヒットを次々と生み出して70年代を席巻し、計6度のグラミー授賞を成し遂げた。モーリス・ホワイトが第一線から退いて以降もグループはライブを中心に精力的に活動を続け、2000年にはロックの殿堂入りを果たす。また2000代にも『Promise』、『Illumination』と作品も順調にリリースし、療養中のモーリス・ホワイトも制作に携わっていたが、2013年に発表されたおよそ8年ぶりの新作『Now, Then & Forever』では初めてモーリス・ホワイトが音楽面で関わることなく制作された。

なお、アース・ウインド&ファイアーの数々の名作のイラストレーションを手がけたことで知られるアーティストの長岡秀星も、昨年6月に亡くなっている。