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ブライアン・マックナイト、生演奏を重視した3年ぶりの新作を2月に 「自分の最高傑作」

Brian McKnight - Better

1992年にデビューして以来、20年以上にわたって第一線で活躍し、世界セールス2500万枚を誇る人気ベテランR&Bシンガー/プロデューサーのブライアン・マックナイト(Brian McKnight)が、3年ぶりとなるニュー・アルバム『Better』を来月発売する。

2006年発売の『Ten』を最後にメジャー・レーベルを離れ、インディを活動の舞台にしているブライアン・マックナイトだが、ピアノ、ギター、キーボードなど数々の楽器を操る才能あるミュージシャン/プロデューサーということもあって、変わらずコンスタントにリリースを重ねている。ここ数作では毎回、自身のルーツに回帰すると宣言する一方で、インディに移ってクリエイティブ・コントロールを完全に握るようになったこともあり、息子たちとプロデュース・ユニット、C.A.T.S. (Care About The Sound)を結成し、現行メインストームのサウンドを意識したようなエレクトロニックなプロダクションにも挑戦するなど、やや方向性にブレがあったが、今回の新作『Better』は特に、「たとえるなら、デビュー・アルバムのような作品だ」と述べるように、初心に帰った内容となったようだ。

実際に、昨年8月にリード・シングル“Uh Oh Feeling”、そして先日、タイトル・トラックとなる“Better”と、彼らしい美しいメロディと甘い歌声が生演奏のサウンドに乗るという2曲がすでに発表されているが、アルバム全体が「完全にオーガニック。全面、生の楽器で演奏され、オートチューンは一切なし」という作品になっているという。ブライアンは最近のインタビューで、「2010年から、自分らしさに加えて、テクノロジーを使うとどうなるか、という音楽のハイブリッドを模索していたんだ。でも、(自分らしさに従うと)意識的に決断したんだ。『俺はブライアン・マックナイトじゃないか。誰かみたいになる必要がどこにある?』ってね」と述べ、今回はプログラミングにはほとんど頼らずに制作したとコメント。そして、「音楽的には、これまで作った楽曲の中でも最高の楽曲を揃えたものになったよ」と、その出来に自負をもっていることを明かした。

生演奏にシフトしたのには、高度な演奏テクニックと秀逸なアレンジ能力、スティーヴィー・ワンダーにたとえられるボーカルがデヴィッド・フォスターにも絶賛され、日本でも話題になったスウェーデンの3人組ダーティ・ループス(Dirty Loops)の影響があるという。「時に、他の誰かの作品を聴くことが助けになることがあるが、俺の場合はダーティ・ループスだった。彼らがやっていることは革命的だよ。彼らは他の誰かのようになろうとはまったく考えていない。彼らのやり方は、我々がこれまでやってきたこと、たとえばスティーヴィ(・ワンダー)やマーヴィン(・ゲイ)がやってきたようなこと。彼らの音楽を聴いて、“自分が素晴らしくなければ、誰も素晴らしいと思ってはくれない”ってことを思い出したんだ。だから、素晴らしかった頃の自分に戻ろうと思ったんだ」と話している。

また今回の作品は、近年一緒に暮らしている交際女性との関係も大きく影響しているという。46歳のブライアンは、「この20年ラブソングを書いてきたが、こんな恋愛があるなんて初めて知ったんだ。俺が知っている人たちはみな、問題を持っている。浮気とか喧嘩とかね。でも俺たちは一切そういうのがないんだよ」などと惚け、「基本的に俺は、自分の人生でその時起きたことが、曲を書くにあたっての燃料になることが多いんだ。この2年、俺は人生で最高のパートナーと生きている。これが最後の恋愛……最後になるだろう、だね(笑)。こんなに人生や愛について楽観的な気持ちになれているのは人生で初めてなんだよ。だから曲の中にそういう部分が出ていると思う」と、交際女性といい関係を築けていることが作品に反映されていると明かした。

新作『Better』は、2月26日発売。日本盤は3月2日の発売を予定している。全12曲となるアルバムには、グラシィズ・マローン(Glasses Malone)、シックス・ジョン(Sixx John)といったラッパーに、ハワイ出身の新人女性シンガー、キミエ・マイナー(Kimié Miner)がゲスト参加している。Target限定盤などでは2曲のボーナス・トラックが加わるという。

1. Strut
2. Just Enough
3. Can’t Take It
4. Better
5. Uh Oh Feeling
6. Like I Do
7. Lovin You From A Distance
8. Goodbye (feat. Kimie Miner)
9. Get You Into My Life (feat. Glasses Malone)
10. Enough
11. Key 2 My Heart (feat. Sixx John)
12. Just Waiting