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ドクター・ドレーが絶賛するアンダーソン・パークが新作を発売 ザ・ゲーム、ラプソディ、BJ、マッドリブ、クリス・デイヴ、グラスパーら参加 [全曲フル試聴]

Anderson .Paak - Malibu

ヒップホップ界のカリスマ・プロデューサーのドクター・ドレー(Dr. Dre)がおよそ16年ぶりに発表した『Compton』に6曲でフィーチャーされたことで注目を集めているLAの気鋭シンガー/ラッパー/プロデューサー/ドラマー、アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)が、自身のニュー・アルバム『Malibu』を発売。早くも絶賛の声が相次いでいる。

韓国人の母親を持つアンダーソン・パークは、元々はドラマーとしてキャリアをスタートさせ、その後、セッション・ミュージシャンを始め様々な仕事と並行しながらブリージー・ラヴジョイ(Breezy Lovejoy)という名義でラッパーとして活動を開始。昼の仕事を失い、妻と子を抱えて路頭に迷った際には、サー・ラー(Sa-Ra)のシャフィーク・フセイン(Shafiq Husayne)の家に住まわせてもらい、彼のアシスタントや、サー・ラーのツアー・ドラマーなどを務めたこともあった。その後、2013年に無料で発表したカバー集『Cover Art』から、本名に由来するアンダーソン・パークと名乗るようになり、2014年にデビュー・アルバム『Venice』をリリースするなど徐々にその才能がLAシーンで知られるようになっていった。

2015年には、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の話題作『To Pimp A Butterfly』への参加でも知られるプロデューサーのノレッジ(Knxwledge)とのユニット=ノーウォーリーズ(NxWorries)を本格的に始動させ、Stones Throw Recordsと契約。ノーウォーリーズとして最初に発表したソウルフルな“Suede”は様々なメディアで高く評価されただけでなく、ドクター・ドレーやDJプレミア(DJ Premier)にも称賛され、ドレーやDJプレミアとのコラボレーションの機会を得る。そして昨夏に発表されたドレーの『Compton』では、DJプレミア参加の“Animal”や、エミネム(Eminem)ら参加の“Medicine Man”、ケンドリック・ラマーらによる“Deep Water”など6曲に関わり、最多参加アーティストとして大きく脚光を集めた。

昨年はさらにシカゴのプロデューサー・デュオ=ブレンデッド・ベイビーズ(Blended Babies)とのコラボレーションEPやノー・ウォーリーズのデビューEP『Link Up & Suede』をリリースし、ザ・ゲーム(The Game)最新作『The Documentary 2.5』などにゲスト参加するなど活躍し、先日発表されたジャイルス・ピーターソン(Giles Peterson)による音楽賞〈Worldwide Awards〉では見事に最優秀新人賞となるブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを授賞。今もっとも勢いのある彼が、待望のソロ新作『Malibu』を完成させ、当初の予定よりやや遅れたが、今年1月15日についに発売した。

ドクター・ドレーがApple Musicのインターネット・ラジオ、Beats 1に持つ自身の番組で『Malibu』からの楽曲をプレミア公開するなどドレーのお墨付きを得、ケンドリック・ラマーもTwitterで宣伝するこの新作は、前作に比べてファンク~ソウル色が強まった作品。ゲストにはザ・ゲームや、『To Pimp A Butterfly』への参加も話題になった女性ラッパーのラプソディ(Rapsody)を始め、スクールボーイ・Q(ScHoolboy Q)やタリブ・クウェリ(Talib Kweli)、そして『Compton』にも参加していた注目ソウル~R&BシンガーのBJ・ザ・シカゴ・キッド(BJ The Chicago Kid)らが名を連ねる。さらに、自身のバンド=フリー・ナショナルズ(The Free Nationals)によるセルフ・プロデュースに加え、エミネムからアロー・ブラック(Aloe Blacc)まで手がけるDJカリル(DJ Khalil)や、『Compton』やジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)の最新作『Unbreakable』に参加したデム・ジョインツ(Dem Jointz)から、マッドリブ(Madlib)、ナインス・ワンダー(9th Wonder)、ハイ・テック(Hi-Tek)、ケイトラナダ(Kaytranada)など、インディ作品ながら強力な制作陣が参加。

また、ディアンジェロ率いるバンド=ヴァンガード(The Vanguard)としても活躍する名ドラマーのクリス・デイヴ(Chris Dave)も、クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズ(The Drumhedz)名義で1曲プロデュースに参加しており、ヴァンガードのピノ・パラディーノ(Pino Palladino)、さらにロバート・グラスパー(Robert Glasper)が演奏を担当。他にも、グラミー授賞シングル“i”などケンドリック『To Pimp A Butterfly』に数曲で鍵盤を弾いていたサム・バーシュ(Sam Barsh)の参加など、近年R&B~ヒップホップで再注目されているバンド・サウンドも大きくフィーチャーされている。

60s~70sを思わせるソウルから、ダフト・パンク(Daft Punk)以降盛り上がるディスコ調のブギーや、ディアンジェロやビラル(Bilal)を思わせるネオ・ソウル~ファンク、ケンドリック『To Pimp A Butterfly』とも通じるジャジーなサウンド・プロダクションなどを内包する『Malibu』は、Pitchforkで「Best New Music」に選ばれるなど、高く評価する声が相次いでいる。

アンダーソン・パークのニュー・アルバム『Malibu』は、解説付き日本盤が来週27日に発売。また、ノレッジとのユニット=ノーウォーリーズのデビュー・アルバムが年内にリリースされる予定。

1. The Bird

2. Heart Don’t Stand A Chance

3. The Waters (feat. BJ The Chicago Kid)

4. The Season / Carry Me

5. Put Me Thru

6. Am I Wrong (feat. ScHoolboy Q)

7. Without You (feat. Rapsody)

8. Parking Lot

9. Lite Weight (feat. The Free Nationals United Fellowship Choir)

10. Room In Here (feat. The Game & Sonyae Elise)

11. Water Fall (Interluuube)

12. Your Prime

13. Come Down

14. Silicon Valley

15. Celebrate

16. The Dreamer (feat. Talib Kweli & Timan Family Choir)