bmr

bmr>NEWS>女性ソウル・シンガーのNao Yoshioka、米ソウル・メディアで最優秀新人賞に 日本人で初

NEWS

女性ソウル・シンガーのNao Yoshioka、米ソウル・メディアで最優秀新人賞に 日本人で初

Nao Yoshioka

今年米インディ・レーベルのPurpose Music Groupと契約し、全米デビューを果たした日本人女性ソウル・シンガーのNao Yoshioka (ナオ・ヨシオカ)が、米ソウル・メディアのSoultracksによる〈Readers’ Choice Awards〉で見事、最優秀新人賞を受賞した。日本人としては初の受賞となる。

アポロシアターのアマチュアナイトで準優勝し、日本人としては異例のトップドッグまで進んだNao Yoshiokaは、帰国後に、ネオ・ソウル系の音楽を中心に、国を問わず世界中から良質な音楽を届けている日本のインディ・レーベル、SWEET SOUL RECORDSと契約。「変革はくるものではなく、自ら働きかけて創り出すもの」として、福原美穂、黒田卓也、シャーマ・ラーズ(Shirma Rouse)、ブライアン・オウエンズ(Brian Owens)など日米含む世界5ヵ国のアーティストのバックアップも受け、全編英語で歌うデビュー・アルバム『The Light』を2013年11月に発売すると、そのソウル溢れる歌声が徐々に国内で話題を呼び、スマッシュヒットを記録した。全編英語で歌う彼女の楽曲は早耳な海外ソウル系メディアでもピックアップされ、またアメリカだけでなくヨーロッパでもツアーを開催。オランダではキャンディ・ダルファー(Candy Dulfer)とも共演を果たしている。

今年7月には、2度のグラミー候補になったエリック・ロバーソン(Eric Roberson)や、エスペランサ(Espenza Spalding)“Black Gold”での歌唱でも知られるアルジェブラ(Algebra Blessett)、ロバート・グラスパー(Robert Glasper)と度々共演していることでも知られるビラル(Bilal)などを抱えるPurpose Music Groupが、日本のSWEET SOUL RECORDSと提携して『The Light』をアメリカで発売し、念願の全米デビューが実現。SoulTracksやSoulBounceといった米ソウル系音楽メディアでも全米デビューが紹介され、米ニューヨークのBlue Noteでの公演も成功させるなど、確かに世界標準の歌手として一歩一歩踏み出している。

彼女を取り上げた中でも、デビュー作を「素晴らしいシンガーによる素晴らしいデビュー」と評したSoulTracksは、インディペンデントのソウル・ミュージックを讃え、毎年優れたインディ・ソウル~R&B作品とアーティストを選出する〈Readers’ Choice Awards〉のファイナリスト候補者にNao Yoshiokaを選出。最優秀新人賞の候補に選ばれたのに加え、ブライアン・オウエンズとのデュエット曲“Love Love”がソング・オブ・ザ・イヤーの候補となったことが10月に発表された。

そして日本時間で12月8日、この最終結果が発表に。候補者/候補作の中から読者投票の結果により受賞者が最終的に決まるが、見事Nao Yoshiokaが最優秀新人賞を授賞したことが発表された。同アワードでの授賞は日本人で初めてとなる快挙であり、彼女のさらなる飛躍が期待される結果となった。また投票数タイで、素晴らしいデビュー・アルバム『XII』(→ 全曲フル試聴)を昨年末に発表したデトロイトのプロデューサー/ミュージシャン、ブランドン・ウィリアムズ(Brandon Williams)も最優秀新人賞を授賞したが、奇しくも彼の『XII』の日本での発売元は、Nao Yoshiokaと同じくSWEET SOUL RECORDSとなっている。

その他〈Readers’ Choice Awards〉の最終結果は、アルバム・オブ・ザ・イヤーにタイリース(Tyrese)の『Black Rose』。ソング・オブ・ザ・イヤーは同作収録のタイリース“Shame”が授賞したのに加え、タイリースは最優秀男性アーティスト賞にも輝き、3冠となっている。最優秀女性アーティストはメイサ(Maysa)、最優秀グループ賞にコン・ファンク・シャン(Con Funk Shun)、功労賞にロイ・エアーズ(Roy Ayers)が選ばれている。

大阪府出身のNao Yoshiokaは10代の頃から歌手を志し、16歳の時には国内のオーディションを通過してデビュー直前まで行ったものの、自分らしい道を求めて2009年から単身でニューヨークに渡米。歌の実力を磨きながら、2010年には米東部最大のゴスペル・イベントといわれる〈McDonald’s Gospelfest〉にソロ女性ボーカル部門のオーディションを受け4万人の中から6人のファイナリストに日本人で初めて選ばれた。さらにあのアポロシアターのアマチュアナイトで準優勝、上位入賞者のみ参加できるトップドッグまで勝ち進むという日本人としては異例の成績を残し、帰国。日本のインディ・レーベル、SWEET SOUL RECORDSと契約し、全編英語で歌うデビュー・アルバム『The Light』を2013年11月に発売し、話題を集めた。アメリカやヨーロッパをツアーで廻るなど海外での活動を並行しながら、日本でも様々な音楽フェスティバルへの出演を果たすなど活躍の幅を広げ、今年4月にはグラミー授賞シンガー・ソングライター、ゴードン・チェンバース(Gordon Chambers)も参加したニュー・アルバム『Rising』を国内で発表している。

なおNao Yoshiokaは、12月10日(木)に大阪は#702 CAFE&DINER なんばパークス店にてアコースティック編成で、23日(水・祝)にSTUDIO TERRANOVAでデュオ編成によるクリスマス・ライブを行う予定。