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ロバート・グラスパー、レイラ・ハサウェイら「ソウルの娘たち」プロジェクトをプロデュース

Robert Glasper

レイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)、セリーナ・ジョンソン(Syleena Johnson)など、音楽史に残る偉大な親を持つ女性シンガーたちによるプロジェクト、ドーターズ・オブ・ソウル(Daughters Of Soul)に、グラミー授賞プロデューサー/ジャズ・ピアニストのロバート・グラスパー(Robert Glasper)が参加することが正式に発表された。

ファミリー・スタンド(Family Stand)のリード・シンガーとして知られるベテラン女性ソウル・シンガー、サンドラ・セイント・ヴィクター(Sandra St. Victor)を中心に進められているこのプロジェクトは、「ソウルの娘たち」という名前どおり、ソウル史に残るアーティストの娘たちが集結したもの。ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)の娘レイラ・ハサウェイ、シル・ジョンソン(Syl Johnson)の娘セリーナ・ジョンソンをはじめ、チャカ・カーン(Chaka Khan)の娘インディラ・カーン(Indira Khan)、ニーナ・シモーン(Nina Simone)の娘リサ・シモーン(Lisa Simone)、スライ・ストーン(Sly Stone)の娘シルヴェット・ストーン(Sylvette Stone)、そしてビル・ウィザース(Bill Withers)の娘コリー・ウィザース(Kori Withers)の6名が現在のラインナップとなっている。

「ソウルの遺産」を引き継いでいくことを目的としているというこのプロジェクトは今年10月、ドキュメンタリー映画とサウンドトラックとなるライブ・アルバムの制作、そして来年のツアーを発表すると共に、ソーシャル・ファンディング・サービスのPledgeMusicでプロジェクトを立ち上げ、資金を募り始めた。参加者はこのプロジェクトの「先行予約者」となり、25ドル(およそ3000円)でドキュメンタリーとサウンドトラックのデジタル・ダウンロード権が特典として得られるほか、40ドル(およそ4800円)ではサイン入りサウンドトラックCD、90ドル(およそ1万800円)ではサイン入りドキュメンタリーDVD(NTSC)+サイン入りサウンドトラックCDと、金額に応じて限定アイテムが手に入るようになっている。

そして、ロバート・グラスパー・エクスペリメント(Robert Glasper Experiment)として発表した2012年発表の『Black Radio』がグラミー賞の最優秀R&Bアルバム部門を獲得、今年は2013年発表の『Black Radio 2』からレイラ・ハサウェイが参加した“Jesus Children Of America”が最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンスで授賞したロバート・グラスパーが、このサウンドトラックにプロデューサーとして参加することが決定。このことは先月、PledgeMusicの参加者限定でサンドラ・セイント・ヴィクターから告知があったが、今週になって正式に発表。現在、目標額に対して5割以上の達成率となっているが、12月末までのPledgeMusicの〆切に向けてロバート・グラスパーが登場し、参加を呼びかけるビデオが公開されており、自らサウンドトラックの楽曲をプロデュースする予定であることを明かしている。サンドラは、グラスパーがプロデュースすることについて「パーフェクト」と喜びを明かしていた。

なお、今年はトリオとして新作『Covered』をリリースしたロバート・グラスパーだが、プロデューサーとしてますます多忙を極めており、レイラ・ハサウェイやリサ・シモーンも参加したニーナ・シモーンのトリビュート・アルバム『Nina Revisited: A Tribute To Nina Simone』などを手がけたほか、ジャズ・オルガンの大御所ドクター・ロニー・スミス(Dr. Lonnie Smith)が来年1月29日、およそ45年ぶりにBlue Note Recordsからリリース予定の新作『Drives』への参加や、ドン・チードル監督・主演によるマイルス・デイヴィスの伝記映画『Miles Ahead』の音楽ディレクションや、マイルス・デイヴィスのリミックス・プロジェクトなどに加え、2013年にアナウンスされたものの続報はないが、チャカ・カーンの新作プロデュースも務めるとされている。またレイラ・ハサウェイが先日発売した初のライブ・アルバム『Lalah Hathaway LIVE!』にもゲスト参加している。