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デイヴ・ホリスターら参加の新作をまもなく発売のアンジー・ストーン、「引退を考えていた」

Angie Stone - Dream

ディアンジェロ(D’Angelo)のキャリア初期を支え、一児をもうけたことでも知られるベテラン女性ソウル・シンガーのアンジー・ストーン(Angie Stone)が、11月におよそ3年ぶりとなるニュー・アルバム『Dream』をリリースする。

女性グループによるラップ・レコードとして初のヒットとなる“Funk You Up”などで知られるシークエンス(Sequence)の元メンバーであり、ディアンジェロの1995年のデビュー作『Brown Sugar』の制作にも関わるなどディアンジェロのキャリア初期を公私に渡って支えたことでも知られるアンジー・ストーン。ソロ・シンガーとしても“No More Rain (In This Clouds)”、“Wish I Didn’t Miss You”といったソウルの名曲を引用したシングルでヒットを記録し、ヒップホップ~R&B~ネオ・ソウルを体現するアーティストとして多くの尊敬を集めている。

2型糖尿病を患いながらも、1999年のソロ・デビューから2~3年ごとに新作をリリースし続けており、近年はミュージカルやリアリティ番組『R&B Divas: Atlanta』への出演など幅広く活動しているアンジー・ストーンが、前作『Rich Girl』から3年以上ぶりとなるニュー・アルバム『Dream』を完成させた。今年3月には前夫とのあいだにもうけた娘ダイアモンドを鉄の棒で殴ったとして逮捕され、その娘と言い争いながら和解する様子をTV番組上で見せるなどゴシップ面で話題になることが多かったこともあり、「引退したいと思ってた。繰り返しアーティストとしての活動が下降して止まるのに疲れたし、自分はまだやれるって繰り返し証明をし続けるのが嫌になったのよ。みんな私の才能を認めてくれないって感じたの。それに娘との騒ぎや『R&B Divas』のようなリアリティ番組に出たことで、なんだか私の悪いニュースばかり聞きたがっているように思えて」と、一時は音楽活動からのリタイアを考えていたことを明かした。

そのアンジー・ストーンを説得したのが、今回のメイン・プロデューサーとなるウォルター・ミルサップ三世(Walter Millsap III)だという。JSなどのプロデュースを経て、ティンバランド(Timbaland)の下でブランディ(Brandy)『Afrodisiac』やティンバランド『Shock Value』などを手がけ、以降はパートナーのキャンディス・ネルソン(Candice Nelson)と共にラトーヤ(LeToya)“She Don’t”、ビヨンセ(Beyonce)“Resentment”などをプロデュース、近年はマインドレス・ビヘイヴィア(Mindless Behavior)を送りだしたことで知られるウォルター・ミルサップ。過去にもアンジー・ストーンの2004年作『Stone Love』で組んだことがあるが、彼にはアンジーのアルバムを手がけるという“夢”を見たと言われ、熱心にオファーされたのだという。

これがきっかけとなって、ウォルター・ミルサップが全面プロデュースした新作『Dream』が生まれたという。全10曲中9曲をウォルター・ミルサップらが手がけるほか、“Think It Over”はザ・ヘヴィウェイツ(The Heavyweights)がプロデュース。また、“Begin Again”にはブラックストリート(BLACKstreet)の活動でも知られるデイヴ・ホリスター(Dave Hollister)がゲスト参加している。近年再評価されるディスコ~ブギー調のグルーヴィンな“Dollar Bill”など“今”の空気をすくいつつ、ディアンジェロとの過去の関係が出発点となったというバラード“Forget About Me”など、「外れがない」と言われるほど常にクオリティの高い音楽を提供してきたアンジー・ストーンならではの良質のソウル・ミュージックを味わえるアルバムとなっている。

アンジー・ストーンの新作『Dream』は、11月6日に発売予定。ウォルター・ミルサップ三世率いるConjunction Entertainmentらと、Shanachie Entertainmentの共同でリリースされる。日本盤は11月18日に発売される。

なお、70年代末から活動、実に30年以上のキャリアを誇る大ベテランであるアンジー・ストーンだが、その自伝映画をハリウッド俳優/歌手のジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)がプロデュース/監督する予定もあるという。また来年1月からは舞台『Spare The Rod』に出演予定だが、こちらには娘のダイアモンドに加え、ディアンジェロとのあいだの息子マイケルと共に出演するのだという。アンジーはマイケルについて、「類まれなラッパー」だと評しており、すでにレーベルとの契約の話も持ち上がっているのだとか。

1. Dollar Bill
2. Begin Again (feat. Dave Hollister)
3. Clothes Don’t Make A Man
4. Magnet
5. Dream
6. 2 Bad Habits
7. Quits
8. Think It Over
9. Forget About Me
10. Didn’t Break Me