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故J・ディラのレアな41トラックを集めたビート集『Dillatronic』がまもなくリリース [全曲フル試聴可]

J Dilla - Dillatronic

ヒップホップ史に燦然と輝く数々の作品を世に届けながら32歳という若さで亡くなったJ・ディラ(J Dilla)。ジェイ・ディー(Jay Dee)の名前でも知られる彼のレアなビートを集めた音源集『Dillatronic』が10月30日に発売される。

1990年代半頃からファーサイド(The Pharcyde)や、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)のプロデュースやリミックスで頭角を現したJ・ディラは、自身が参加していたスラム・ヴィレッジ(Slum Village)を始め、Qティップ(Q-Tip)やコモン(Common)らを手がけ、その先鋭的で独創的なビートは今なお強い影響を与えており、その影響を受けたアーティストはヒップホップの枠を超えてジャズ、ダンス・ミュージックなどにも広がっている。

狼そう病、ループスとも呼ばれる、全身性エリテマトーデス(SLE)という免疫不全を起こす難病が原因となって2006年2月にこの世を去ったディラだが、毎年ディラの音楽と生を祝福するイベントが開催されるなど愛され続け、膨大な数のトラックが未発表のまま遺されただけあって、近年も2012年に未発表トラックを使った企画盤『Rebirth Of Detroit』、今年に入っても90年代の未発表ビートを元に制作されたスラム・ヴィレッジ最新作『Yes!』などが発表されている。

そして、ディラの遺産も管理している母マー・デュークス(Maureen “Ma Dukes” Yancy)が、今度は膨大なアーカイブから41トラックを厳選してコンパイルしたビート集『Dillatronic』を今週発売。テクノ・ミュージックの聖地でもあるデトロイトの出身であるディラが、テクノやエレクトロに影響を受けて作ったと見られる音源を集めたものになっており、マー・デュークスは「あの子が亡くなる前に企画されていたとおりに息子の作品をみなさんと共有できて嬉しいわ。私はベストなものだけを発表しています。そしてこれからもJ・ディラという天才を世界に伝えていきたいと思います」とコメントしている。なお『Dillatronic』はCDやデジタル配信だけでなく、公式サイト dillatronic.com では限定バイナル盤や、Tシャツ、カセットテープ付きの限定パッケージの予約も受け付けている。