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ハービー・ハンコック新作にファレル、フライング・ロータス、サンダーキャットら参加か

Herbie Hancock

50年以上に渡って第一線で活躍するジャズ界の巨匠であり、ファンク、ヒップホップ、ドラムンベースなどを取り入れジャズの枠を超えた音楽に取り組むなどその意欲的なスタイルでも知られるハービー・ハンコック(Herbie Hancock)。この75歳の大御所のニュー・アルバムに、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)らが参加する可能性が浮上している。

2007年に発売したジョニ・ミッチェルへのトリビュート作『River: The Joni Letters』では翌年の第50回グラミー賞でカニエ・ウェスト(Kanye West)らを抑えてアルバム・オブ・ザ・イヤーを授賞、ジャズ作品として同部門を獲得したのは43年ぶりという快挙も話題になったハービー・ハンコック。これまでに14回のグラミー賞を手にした巨匠が、デュエット作品となった2010年の『The Imagine Project』以来となる新作を制作中だという。ハービーは米Billboard誌にこの新作について語っており、コラボレーションの可能性のあるアーティストについて触れている。

それによると、ハービーは鬼才フライング・ロータス(Flying Lotus)やそのフライング・ロータス作品などを支える天才ベーシスト/プロデューサー、サンダーキャット(Thundercat)らとすでに制作を始めており、「ジャズ、あるいは新しい形のジャズとつながったアンダーグラウンドな動きがあるんだ。これを定義するのはとても難しい。すごくヒップホップやラップ的だったり、エレクトロニックな要素もあれば、ジャズやクラシックの要素もあるものだから。とても広範囲で、オープンな音楽なんだ。実験的であると同時に、ストリート的でもある。私は今、その試みにすごく興味をそそられてるんだよ。私も、若者たちと一緒に何か生むことができると感じていて、だから挑戦しているんだ」とコメント。フライング・ロータスとサンダーキャットのふたりとは、ジャズにおける共通点があると同時に音楽的な冒険心から意気投合しているとか。ハービーはすでに、ジャズとビート・ミュージックを融合させたフライング・ロータスの昨年の話題作『You’re Dead!』や、サンダーキャットが今年発表した最新ミニ・アルバム『The Beyond / Where The Giants Roam』にゲスト参加している。

またハービーは、オスカー候補にもなった“Happy”が600万枚以上を売り上げて2014年アメリカでもっとも売れたシングルとなったことでも知られる世界的ヒットメイカーのファレル・ウィリアムスと一緒に何かをやろうと話したのだとか。現時点では、まだ新作の方向性はとくに定まっておらず、「アイディアはいくつかあるんだけどね。この4年間、新作を作ろうとしてきたがレコーディングするのに十分な時間は取れなくて、『アルバム制作以外のことはしばらく何もしないようにしよう』と言えるまでずいぶん時間がかかったよ」と話している。

なおハービーは他にも、カルロス・サンタナ(Carlos Santana)が企画しているプロジェクト=スーパーノヴァ(Supernova)のメンバーにも名を連ねているという。ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)、シンディ・ブラックマン(Cindy Blackman)、ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)といったベテランが集うプロジェクトになるとのことだが、こちらも時間をかけて進めていくようだ。

“Moment Of Hesitation” (feat. Herbie Hancock)