bmr

bmr>NEWS>R.ケリー、『ビュッフェ』な新作にボルティモアの事件に触発されたメッセージソングも

NEWS

R.ケリー、『ビュッフェ』な新作にボルティモアの事件に触発されたメッセージソングも

R. Kelly

原点ともいえるセクシャルな内容に回帰した『Black Panties』を2013年にリリースしたR&B界の帝王、R.ケリー(R. Kelly)が、次なる新作は様々なサウンドが展開される“ビュッフェ”スタイルの内容になると語っている。

往年のソウル・ミュージックを自己流に昇華した作品のリリースが続いたR.ケリーだが、2013年12月には、1993年にリリースしたソロ・デビュー作『12 Play』を継承する「エロ路線」に回帰した『Black Panties』を発表してファンを喜ばせた。昨年3月の時点で、「次のアルバムはすでに途中まで完成している」と延べ、『Black Panties』の続編的な内容になる『White Panties』という新作を制作中だと明かしていたR.ケリーだが、一方で多作家らしく、昨年9月には、「秘密をひとつ教えよう。今、俺はハウス・アルバムを制作中なんだ。俺は音楽を愛しているし、音楽のことならなんでもできるって思える。だって俺こそが音楽だから」と、地元シカゴで発展した音楽でもあるハウス・ミュージックに挑戦しているとコメント。他にも、『Black Panties』の発売直後には、2012年からレコーディングしているというクリスマス・アルバム『12 Nights Of Christmas』の存在も明かしている。

だが最新のインタビューによれば、現在制作中のニュー・アルバムはいろんなスタイルが同居した内容になるようだ。シカゴだけでなくアトランタでも生活しているR.ケリーは、アトランタのメディアからの取材に対し、「新作は『Buffet』というタイトルになる。曲は録り終えたからこれからミックスしたりちょっと手直ししたりっていう段階」と明かし、「新作が『Buffet』というタイトルなのは、俺にはいろんな年代のファンがいて、その全員を満足させなくてはいけないからだ。“Step In The Name Of Love”のようなタイプや、ヒップホップだったり、ビンテージなR&BのR.ケリーだったり……だからビュッフェのようにあらゆるタイプのものが少しづつ並ぶ感じなんだ」と説明している。

また、アトランタのラジオ番組に出演したR.ケリーは、番組上で“Planet”という新曲をお披露目。この曲は、警官が護送途中の黒人男性を死亡させたことに対する抗議活動が暴動に発展、一時は非常事態宣言が出されるなどの深刻化したボルティモアの事件などの社会問題に影響を受けて作られたものだと説明し、「これはみんなの心に届けるメッセージソングなんだ。ボルティモアにインスパイアされたもので……正確にはボルティモアのことだけじゃなくて、地球についての歌。今世界で何が起こっているか、俺にはそのことで言わなくてはならないことがあった。だからこの曲はセックスの歌じゃなくて、今何が起こっているのか、そういう社会問題についての歌なんだ」と語っている。

なおR.ケリーは、「こっちに2週間来て、(シカゴの)自宅に2週間戻って」というように頻繁に行き来しているというアトランタについて、「俺はシカゴの従兄弟と呼んでいる」と第二の故郷のように感じていると話し、多くのレコーディングもアトランタで行っていることからスタジオを建てる予定もあると話している。