bmr

bmr>NEWS>アカデミー賞主題歌賞を獲得、映画『セルマ』の日本公開が6月に決定

NEWS

アカデミー賞主題歌賞を獲得、映画『セルマ』の日本公開が6月に決定

Selma

ゴールデングローブ賞に続いてアカデミー賞でも最優秀オリジナル・ソングを授賞した映画『Selma』の待望の日本公開が6月に決定した。

映画『Selma』は、マーティン・ルーサー・キング牧師と公民権運動、そして1965年にアラバマ州セルマで起きた血の日曜日事件とその後の抗議デモを描いた作品。人気ラッパーのコモン(Common)と、昨年“All Of Me”が世界的大ヒットとなった人気シンガー・ソングライターのジョン・レジェンド(John Legend)のコラボレーションによって生まれた主題歌“Glory”は、昨年夏にファーガソンで起こった白人警官による黒人青年射殺事件にも言及されたプロテスト・ソングとしても話題を呼び、ゴールデングローブ賞や放送映画批評家協会賞などで最優秀オリジナル・ソング賞に輝くなど高く評価され、日本時間で2月23日に発表された第87回アカデミー賞でも見事、最優秀オリジナル・ソング賞を授賞した。また、アメリカにおける社会情勢と、曲に込められたシリアスなメッセージが呼応していることもあり、同曲のライブ・パフォーマンスは、先日の第57回グラミー賞授賞式ではエンディングで披露され、アカデミー賞授賞式でも盛大なスタンディングオーベーションを巻き起こしている。

惜しくも受賞は叶わなかったものの、アカデミー賞では作品賞(ドラマ)、監督賞、主演男優賞(ドラマ)にもノミネートされたこの映画『Selma』は、作品賞候補の中でも唯一、日本での公開が決まっていなかったが、ついにこれが決定。6月よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開となることが発表された。主演男優賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォは、『大統領の執事の涙』では主演フォレスト・ウィテカーの長男役を好演していた俳優で、『Selma』ではキング牧師を熱演。プロデューサー勢には、ブラッド・ピット、『プレシャス』のオプラ・ウィンフリーらも名を連ねる。主題歌を提供したコモンは俳優としても本作に関わっており、州都モントゴメリーまで続いた行進を率いた重要人物のひとりである公民権運動家ジェイムズ・ベベル役を演じており、また人気女性ソウル・シンガーのレデシー(Ledisi)が、公民権運動にも関わった偉大なゴスペル歌手マヘリア・ジャクソン(Mahalia Jackson)役で出演している。

『Selma』は、1965年3月にキング牧師が行ったアラバマ州セルマへの行進を中心に、当時のジョンソン大統領が黒人への公民権/投票権を認めることになる、歴史が変わる瞬間を捉えたもの。黒人の有権者登録の妨害への抗議としてキング牧師を中心に行われたデモ行進は6ブロックで鎮圧されるも、「血の日曜日事件」として全米で映像が流れ、2週間後には大規模なデモへと発展し、アメリカを大きく動かしていく――。

『セルマ(原題)』
6月 TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
(c) 2014 Pathe Productions Limited. All rights reserved.
配給:ギャガ