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ナイル・ロジャース率いるシックがワーナーと契約、6月に23年ぶり新作を発売へ

Nile Rodgers

70年代に「おしゃれフリーク」(“Le Freak”)、「グッド・タイムス」「ダンス・ダンス・ダンス」といったダンス・ヒットを生み出したことで知られるシック(Chic)が、Warner Bros. Recordsと契約を結び、シックのニュー・シングルを3月に、そしてニュー・アルバムを6月にリリース予定であることが明らかになった。

世界で2000万枚以上を売ったマドンナ(Madonna)『Like A Virgin』をはじめ、デイヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロスなどを手がけたベテラン・プロデューサーとしても知られる名ギタリストのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)や、ナイルと共に数々のヒットを生んだ故バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards)を中心としたシックは、1996年4月の武道館公演の翌日に肺炎でバーナード・エドワーズが亡くなって以降、ナイル・ロジャース&シックなどの名義でライブ活動は続けていたものの、1992年の『Chic-Ism』を最後にスタジオ・アルバムはリリースしていなかった。

だが、ダフト・パンク(Daft Punk)“Get Lucky”の世界的ヒットを皮切りに、アヴィーチー(Avicii)、ディスクロージャー(Disclosure)、DJキャシディ(DJ Cassidy)ら若手とコラボレーションし、再評価の熱が高まっているナイル・ロジャースは、過去に紛失したシックのデモ音源を発見したと2013年に報告。これを元に、シックのニュー・アルバムを制作するとアナウンスし、昨年末には、リード・シングル“I’ll Be There”を3月に発表したいとしていたが、最後のアルバム『Chic-Ism』のリリース元でもあったWarner Bros.と契約したことが発表された。

Warner Bros.の発表によると、3月20日にファースト・シングルが発売になり、6月におよそ23年ぶりとなるニュー・アルバムの発売を予定しているという。また、ナイル・ロジャースらによって設立されたレーベル、Land of The Good GrooveとWarner Bros.の契約も同時に発表され、ナイルらが同レーベルと契約したアーティストたちのリリースも予定しているとか。Warner Bros.は昨年、プリンス(Prince)と契約し、彼のニュー・アルバムを発売していたが、こうした動きにも注目が集まりそうだ。

ナイル・ロジャースがこれまで明かしたところによれば、発掘された未発表音源を元にした“I’ll Be There”という曲がリード・シングルとなる予定で、バーナード・エドワーズに加えて、シックのドラムだったトニー・トンプソン(Tony Thompson)や、初期にシック作品で歌っていたルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)といった故人へのトリビュートのような意味合いを持つ曲でもあるという。また、発掘した音源は、「最初にソロのアルバムに取りかかろうとした時に無くしたと思っていた音楽」とのことで80年代初頭に録音されたものと思われ、「もうこの世にいないバンドメイトとまた一緒に演奏できる機会を得た」と綴っている。

なお、シックの“Le Freak”は今月3日にグラミー賞の殿堂入りとなるほか、ナイル・ロジャースは功労賞となるPresident’s Merit Awardを授賞することが決まっている。