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リル・ウェイン、契約解除を求めて所属レーベルを訴える

Lil Wayne

新作発売のスケジュールを巡って昨年末から所属レーベルへの不満を吐露していた人気ラッパーのリル・ウェイン(Lil Wayne)が、契約解除を求めて法的手段に出たと一部で報じられたが、その訴状がリークされ、実際に訴訟を起こそうとしていることが明らかになった。

Cash Money Recordsの看板であるリル・ウェインは、『Tha Carter III』、『Tha Carter IV』といずれもアメリカ国内で300万枚を超える大ヒットを記録。この人気シリーズの続編となるニュー・アルバム『Tha Carter V』への期待が高まる中、昨年10月28日の発売予定が12月9日に延期となり、その後さらなる延期で発売日未定に。12月には、ミリオン・ヒットが期待されるこの新作の発売スケジュールを巡ってリル・ウェインがCash Moneyへの不満を漏らし、「(発売されないのは)俺の責任じゃない」、「このレーベルから離れたい。あいつらと一緒に何もやりたくない。でも残念ながらそんなに簡単なことじゃない」、「俺は囚人だ。俺のクリエイティビティもそう」とツイートしていた。

その後リル・ウェインのマネージャーが、レーベルを離脱する予定はなく、問題ないと弁明したが、12月末には、Cash Moneyとの契約を終わらせるために訴訟を起こすつもりだと一部で報じられるなど、和解に至る様子は見られなかったが、やはり法的手段に出ていたようだ。ゴシップ・サイトのTMZは、その訴状を入手。実際にその訴状そのものもインターネット上に流出している。それによると、Cash Moneyはリル・ウェインとアルバム8作の契約を結んでおり、ソロ・アルバム1作につき1000万ドル(およそ11.7億円)を前払いすることに合意。レコーディング開始時に800万ドル、完成したアルバム音源をCash Moneyに渡した時点で残り200万ドルという形で支払われていたが、新作『Tha Carter V』について支払いがまだ無いとのことで、契約違反で訴えているという。加えて、リル・ウェインがCash Money傘下に設立したレーベル、Young Moneyについても言及しており、ドレイク(Drake)やニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)らYoung Money所属アーティストの音源に関する著作権配分なども未払いと主張しているようだ。

リル・ウェイン側は、総額で5100万ドル(およそ60億円)を求めているほか、Cash Moneyとの契約終了と共に、ドレイク、ニッキー・ミナージュ、クリスティーナ・ミリアン(Christina Milian)といったYoung Money所属アーティストも自分のもとに置くことを求めていると報じられている。リル・ウェインの直前には、Young Money/Cash Moneyに所属するタイガ(Tyga)が同様に新作『The Gold Album: 18th Dynasty』の発売を巡ってCash Money側と対立。自主レーベルから1月27日に発売するとアナウンスしていたものの、こちらもCash Moneyとの対立が続き、無期延期となっている。

なおリル・ウェインは、2011年発売の『Tha Carter IV』が発売延期した際に「お詫び」として無料のミックステープ作品『Sorry 4 The Late』を発表していたが、今回の『Tha Carter V』発売延期に関連して、1月末に『Sorry 4 The Wait 2』を発表している。


>> ミックステープ『Sorry 4 The Wait 2』ダウンロード・ページ (Datpiff.com)