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ナイル・ロジャース、故バーナード・エドワーズに捧げるシック新曲を来年3月に

Nile Rodgers

シック(Chic)のメンバーとして70年代に「おしゃれフリーク」(“Le Freak”)、「グッド・タイムス」「ダンス・ダンス・ダンス」といったダンス・ヒットを生み出し、また世界で2000万枚以上を売ったマドンナ(Madonna)『Like A Virgin』をはじめ、デイヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロスなどを手がけたベテラン・プロデューサーとしても知られる名ギタリストのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)が、シックのベーシストで、ナイル・ロジャースと共に数々のヒットを生んだ故バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards)に捧げるシックの新曲“I’ll Be There”を来年リリース予定であることを明かした。

今年マドンナ『Like A Virgin』が発売30周年を迎える中、ダフト・パンク(Daft Punk)“Get Lucky”の世界的ヒットを皮切りに、アヴィーチー(Avicii)、ディスクロージャー(Disclosure)、DJキャシディ(DJ Cassidy)ら若手とコラボレーション、再評価の熱が高まっているナイル・ロジャース。2013年には、「最初にソロのアルバムに取りかかろうとした時に無くしたと思っていた音楽を取り戻すことができた。俺はこれを『失われたシックのアルバム』と呼んでいる」という過去に紛失した未発表音源を見つけたことを報告し、シックの新作に取りかかっていることを明かしていたが、ついに来年3月、そのリード・シングル“I’ll Be There”がお披露目されるようだ。

Vernal Equinox Recordsからリリース予定というこの新曲についてナイル・ロジャースは自身のブログで、「2015年の3月20日にVernal Equinoxからリリース予定だ。曲のタイトルは“I’ll Be There”。その理由は、バーナード(・エドワーズ)の遺体を見たとき、私は彼に『生きている私のもとに君がいてくれたように、死んだ君のもとにいよう』と言ったからだ」とコメント。2011年にがんを患っていることを告白、無事に手術に成功しステージに復帰したナイル・ロジャースは、「がんになると、いろんな後遺症がある。私の場合、音楽を始めてからのこれまでの人生や、亡くしてきた人たちのことを思うようになった」と振り返り、バーナード・エドワーズに加えて、シックのドラムだったトニー・トンプソン(Tony Thompson)や、初期にシック作品で歌っていたルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)といった故人の名前を挙げ、「シックの新作に取り組んでいるあいだ、彼ら全員へのトリビュートのようなことを考えていた」とも語っている。

「シックの新作からのリード・シングルとなる」というこの新曲“I’ll Be There”もまた、発掘された未発表音源を元にしているもののようで、「紛失していたシックのアナログ・デモテープのうちの1曲は、“Love Somebody Today”という曲。練習のテイクを録音したものだ。シスター・スレッジの曲になったものとはちょっと違うバージョンのアウトテイク。オリジナルのコアメンバー全員が演奏している曲だ。紛失していたテープが見つかったことで、もうこの世にいないバンドメイトとまた一緒に演奏できる機会を得たよ。トラックを完成させて、新しく曲を書いた」と綴っており、この“Love Somebody Today”のデモを元に完成させたようだ。シックの新作については、以前にナイル・ロジャースが、ダフト・パンク、アヴィーチー、デヴィット・ゲッタ(David Guetta)らの参加を示唆するコメントをしている。

なおナイル・ロジャースは今年8月、新曲“Do What You Wanna Do (IMS Anthem)”を発売。これは、彼のチャリティ団体 We Are Family Foundationの助成金のためにオークションにかけられ、Cr2 Recordsが見事に落札、同レーベルの10周年を記念する曲として発売されたもの。また先日、レディー・ガガ(Lady Gaga)に加え、トニ・ブラクストン“Un-Break My Heart”、モニカ“For You I Will”、セリーヌ・ディオン“Because You Loved Me”、エアロスミス“I Don’t Want To Miss A Thing”など数々の大ヒット・バラードを生んできたダイアン・ウォーレン(Diane Warren)と共にスタジオ入りした写真が明らかになっている。