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ジャスティン・ティンバーレイク、オーディオ技術会社の共同オーナーに就任

Justin Timberlake

俳優としても活躍する一方で、昨年長い沈黙を破ってリリースした『The 20/20 Experience』とその続編『The 20/20 Experience – 2 of 2』が大ヒット、ワールドツアーも大成功を収めているジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)だが、今度はオーディオ技術会社の共同オーナーに就任したことが発表された。

今月20日から、世界ツアー〈The 20/20 Experience World Tour〉のラストを飾る北米ツアーをスタートさせたジャスティン・ティンバーレイクが、「AfterMaster」と呼ばれるオーディオ技術の会社 AudioMasterの共同オーナーに就任したことが発表された。Studio One Media Inc.の子会社にあたる同社は、マスタリングやリマスタリングなどのためのテクノロジー「AfterMaster」を売りにする会社。この技術は、音量を増大させても歪みの増加やダイナミック・レンジの損失がなく、クリアで深みがあり、より広がりのある豊かなサウンドに生成することのできる「革新的な」テクノロジーだという。公式サイトでは、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の“Thriller”から、ジェイ・Z(Jay Z)とジャスティン・ティンバーレイクの“Holy Grail”や、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の現在大ヒット中の“Shake It Off”まで、「AfterMaster」処理を行う前と後の比較音源サンプルも用意されている。

ジャスティン・ティンバーレイクは今回の共同オーナーへの就任にあたり、「これまでになかったものを作りだすこの会社の一員になれてとても興奮しています。初めてAfterMaster処理を施した音を聴いたときから、私はこの会社の一員になるべきだとわかっていました。そして私たちの手で革新を起こすことになるのだと」とコメントしている。

AudioMaster社は、Beats by Dr. Dreなどを生んだことでも知られるジミー・アイヴィーン(Jimmy Iovine)と共に1986年にQSound社を設立したラリー・リックマンとシェリー・ヤッカスによって設立された会社。CEOのラリー・リックマンは、「ジャスティンはハイファイ愛好家だ。彼は本当に質のよいオーディオというものを分かっている。ジャスティンはテクノロジーを愛しているし、オーディオというものがなにか完璧に理解している。そしてこのエンターテイメントの世界でとても力があり、尊敬されている人物だ」と歓迎のコメントをしている。

同社の「AfterMaster」テクノロジーは、この技術が使われているICチップなどがすでに開発に入っており、このチップを使うことで、携帯電話などのモバイル機器や、ヘッドフォン、TVなどさまざまな電子機器に高品質のオーディオ体験を提供する。今後はソフトウェアの形で、PCや音楽ストリーミング・サービスなどへの提供も予定されており、「AfterMaster」搭載のソフトウェアの提供サービスが12月1日から始まるほか、「AfterMaster」搭載チップは来年の早い時期から出荷予定とか。また同社は、ミュージシャンが楽曲をウェブ上にアップロードすることで、「AfterMaster」技術によるリマスタリングを受けられるオンライン・サービスを来月から立ち上げる予定とか。リックマンCEOは、この「AfterMaster」技術について、「オーディオ分野における最大のブレイクスルーになると考えている」と語っている。

同社はハリウッドにレコーディング・スタジオ[AfterMaster Recording and Mastering Studios]も所有しており、すでにカニエ・ウェスト(Kanye West)、レディー・ガガ(Lady Gaga)、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)といったスター・アーティストたちの楽曲が恩恵を受けてきたという。実際に、ロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)などの人気プロデューサーたちも、「我々の業界における音楽マスタリングを再定義する技術」などコメントを寄せている。なお公式サイトでは、リックマンCEOとチーフ・エンジニアのシェリー・ヤッカスという創業者に続いてロドニーがチームとして紹介されており、6年に渡って同社と関わってきたなど深い関係がうかがえる。またロドニーが初めて「AfterMaster」を起用した音楽プロデューサーで、彼が手がけたジャネット・ジャクソンの2009年曲“Make Me”などにも使用されたのだという。