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ケリー・ローランドが気鋭の女性ビートメイカー、トキモンスタとコラボ 

Kelly Rowland & TOKiMONSTA

今年、およそ4年ほど所属していたUniversal Motown Records(現在のRepublic Records)との契約を解消し、フリーの状態で新作のレコーディングを進めている人気女性R&Bシンガーのケリー・ローランド(Kelly Rowland)が、気鋭の女性ビートメイカーにしてシンガー/DJ/プロデューサーのトキモンスタ(TOKiMONSTA)とのコラボレーションについて語った。

本名をジェニファー・リー(Jennifer Lee)というトキモンスタは、韓国出身の両親を持つ西海岸のコリアン・アメリカン。LAのビート・シーンを盛り上げた人気イベント〈Low End Theory〉でプレイを重ね、フライング・ロータス(Flying Lotus)に才能を見いだされて彼のレーベル Brainfeederと契約。Brainfeederのファーストレディとして2010年にデビュー・アルバム『Midnight Menu』をリリースし、その名を知らしめた。ピアノなどの生楽器を組み合わせた繊細でいて骨太な世界観が高く評価されており、昨年にはカルヴィン・ハリス(Calvin Harris)、デッドマウス(deadmau5)、スティーヴ・アオキ(Steve Aoki)といった人気DJたちの作品をリリースするなどダンス・ミュージックをけん引する世界的レーベル Ultra Recordsから新作『Half Shadows』をリリース。フィラデルフィアの女性シンガー、スージー・アナログ(Suzi Analogue)とのアナログ・モンスタ(Analogue・Monsta)での活動や、Shing02らとのコラボレーションでも知られる。

その気鋭の女性ビートメイカーであるトキモンスタが、ビヨンセ(Beyonce)らと共にデスティニーズ・チャイルド(Destiny’s Child)のメンバーだったことで知られるケリー・ローランドを手がけているという。現在、マネージャーで夫のティム・ウィザースプーン(Tim Witherspoon)との第一子を妊娠中、まもなく出産する彼女は、この8月にも「トキモンスタとのコラボはまもなくよ!」と宣言していたが、FADER誌のインタビューでこの意外な組み合わせについてコメント。トキモンスタによる様々なリミックスを聴いて関心を持っていたというケリーは、「ある日彼女とようやく会える機会があって、一緒にプロジェクトをやりましょうって話したの。とても自然にそうなったのよ。私はそういう風に物事を進めるのが好き。強制されるのは嫌なのよ。彼女とのコラボはとても気楽で……彼女はすごくスールなの。DJも、彼女の音作りも、いろんなリズムやメロディ、ビートを一緒にする彼女のやり方も何もかもが大好き。スペシャルなコラボになると思うわ」と、ケリーのラブコールでコラボが実現したことを明かした。

発表のタイミングについては、「まだ制作中なの」と明言を避けたが、トキモンスタとの制作について「すごく自由があって、ルールなんてないみたい」と表現し、納得いくまで制作したいとしている。また、シンガーには多くてもプロデューサーには女性が少ないことから、「女性プロデューサーってのがまた、すごく嬉しいの。力が湧くわ」とも語っている。これまでも、デヴィット・ゲッタ(David Guetta)らと組んでダンス・ミュージック路線を展開したこともあるケリーだが、トキモンスタとのコラボでまた新境地を切り拓くことになりそうだ。

なおトキモンスタは、ケリーの他にもLAの女性シンガー、ギャヴィン・トゥーレック(Gavin Turek)とのプロジェクトも進めているという。自身も、自主レーベル Young Art Recordsを立ち上げて9月には「プロデューサーとしての原点に戻りたかった」という想いを表現したEP『Desiderium』(全曲フル試聴)をリリースしたばかり。また、今月には〈Red Bull Music Academy Tokyo〉に参加するため来日しており、講師としてレクチャーを披露したほか、渋谷WWWで開催されたドリアン・コンセプト(Drian Concept)のライブにゲスト参加した。〈Red Bull Music Academy Tokyo〉の一環として、回転寿司のベルトコンベアーをシーケンサーに仕立てた「寿司シーケンサー」企画にも登場している。