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ジューシィ・Jら主導、ウィズ・カリフやリル・ウェインらも参加の故ピンプ・C新作が制作中

Pimp C

米テキサス州ヒューストンを拠点に80年代末から長く活躍してきたラップ・デュオ=UGKのひとりであった故ピンプ・C(Chad “Pimp C” Butler)の新作が制作中であることが、ピンプ・Cの妻によって発表された。

これは、2007年12月に亡くなったピンプ・Cの伝記本を巡って明らかになったもの。今年8月に、サウス・ヒップホップの専門誌Ozoneの編集長だったジュリア・ビヴァリー(Julia Beverly)がピンプ・Cの伝記本を執筆しており、ピンプ・Cの母のバックアップの下、UGKでのピンプ・Cの相棒であったバン・B(Bun B)ら250人へのインタビューを元にした内容であると発表されたが、この伝記本について遺族や、故人の友人などの中で意見が分裂。執筆者ジュリア・ビヴァリーは、ピンプ・Cの母から許可を得ていることや、売上の一部をピンプ・Cの遺産管理団体にシェアすることなどを理由に弁解しているが、批判も集まっている。

こうした中で、ピンプ・Cの妻が公式声明を発表。この伝記本には無関係であり、ジュリアには会ったもののサポートする気はなく、また「この本は、我々の(ピンプ・Cの偉業を守っていくという)目的においてまったくの逆効果」と、伝記本に反対であるという自身の立場を明らかにした。そしてこの声明文の中で、進行中のプロジェクトとして自身が本を執筆していることを明かしたのに加え、「我々はニュー・アルバムをまもなく完成させるところです」と、ピンプ・Cの新作が制作中であることを発表。1年以上をかけて、ピンプ・Cの妻とジューシィ・J(Juicy J)が中心となって進められているとのことで、ゲストにバン・Bウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)、リル・ウェイン(Lil Wayne)、リック・ロス(Rick Ross)、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)、クリス・ブラウン(Chris Brown)、ラヒーム・デヴォーン(Raheem DeVaughn)、スリーピー・ブラウン(Sleepy Brown)、E-40トゥー・ショート(Too $hort)らを予定しているほか、プロデューサーとしてオーガナイズド・ノイズのレイ・マーレイ(Ray Murray of Organized Noize)、マイク・ウィル・メイド・イット(Mike WiLL Made-It)、ウォーレン・G(Warren G)が参加していると名前を挙げている。

このピンプ・Cの新作について、具体的にいつリリースされるかなどの情報は特に明かされていないが、今年5月、ナズ(Nas)がMass Appeal Recordsの立ち上げを発表した際に、ジューシィ・J、マイク・ウィル・メイド・イット、DJマスタード(DJ Mustard)らが参加しているという故ピンプ・Cのアルバムを同レーベルから予定していることが明らかになっている。

なお、問題となっているピンプ・Cの伝記本を巡っては、妻の公式声明を受けて、執筆者のジュリア・ビヴァリーが反論。「この本は、彼の母や他の遺族の全面サポートを受けて4年をかけて制作されているもの」、「彼の母は長年UGKのマネージャーでもあった」、「当初私は、まず彼の妻と連絡を取り、彼の遺産管理団体と共に進めるプロジェクトとなるよう最初に考えていました。しかしながら、彼女に彼の息子たちに対する養育権がないこと、そして息子たちに遺産管理団体の経済的恩恵が与えられていないことを知って、私は彼の母親と進めることにしたのです」などと主張している。他にも、ピンプ・Cが遺したふたりの息子の生みの母親が、「チャド(ピンプ・C)の妻が、『家族の女家長』とか自分で言ってるけど、チャドの息子たちや他の家族のために動いてなんかない。彼女は、自分と自分の娘だけのために言ってるのよ」と批判するなど、さらに対立は深まっている。