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ケンドリック・ラマー、話題の新曲のためロナルド・アイズレーに会いに行った

Kendrick Lamar - i

2012年にリリースされたメジャー・デビュー作『good kid M.A.A.D. City』を機に、20代でもっとも勢いのあるラッパーのひとりとなったケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が、ついにニュー・シングル“i”をリリース。24時間で230万回も再生されるなどその注目度の高さを見せつけているケンドリックが、この話題の新曲について語っている。

メジャー・デビュー作『good kid M.A.A.D. City』がさまざまなメディアで2012の年のベスト・アルバムに選出されるなど高い評価を集め、MTVが毎年「もっともホットなラッパー」を独自にランキング形式で発表する企画「Hottest MC In The Game」でも堂々の1位に。今年2月のグラミー賞では5部門にノミネートされるなど、若手スター・ラッパーの代表格となったケンドリック・ラマー。年内に待望のニュー・アルバムがリリースされるのではと期待も高まる中、噂どおり9月23日にニュー・シングル“i”が登場。ラーキー(Rahki)のプロデュースによるこの曲は、アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)の1973年の名作『3+3』収録のブラック・ロックな“That Lady”を大胆にサンプリングしたもので、これまでのイメージを覆すような曲だ。

公開から24時間で230万回再生を突破するなど大反響を呼んでいるこの新曲だが、ケンドリック・ラマーはサンプリングの許諾を得るために、アイズレー・ブラザーズのロナルド・アイズレー(Ronald Isley)のもとを直接訪ねたとか。英BBC放送のインタビューに応えたケンドリックは、「実際にセントルイスに行って、ロナルド・アイズレーの祝福を受けたんだ。ちょっとした小旅行になったよ。スタジオに入って、昔はこうだったとか今はどうだとか話をして。ちょっとだけだけど、彼の声も聴くことができるだろ。彼が加えたアドリブだよ。素晴らしかった」と振り返っている。また、「しょっちゅうみんなが、“シングル”だとか“最初の曲”とか言うけど、俺が新曲を出すときの第一の目標は、宣言をすること。この曲はまさにそうしたかったんだ。だからこれからは“シングル”と呼ばずに“宣言”と呼んでいく」ともコメント。ケンドリックは、この新曲の中で、「まず自分を愛そう」と語りかけている。

地元ロサンジェルスのラジオ番組では、この“i”のアートワークについて説明。赤い服を着た人物と、青い服を着た人物がそれぞれ手でハートの形を作っている写真が使用されているが、これはやはりそれぞれ、赤がシンボルカラーとなっているブラッズ(Bloods)、青がシンボルカラーとなっているクリップス(Crips)という西海岸の二大ストリートギャングを象徴したもののようだ。「俺の地元にはギャング・カルチャーが色々とあるけど、昔からあるギャングのハンドサインを使うんじゃなくて、ブラッズとクリップスが一緒になってハートのサインを作るものにした。これは、街に帰るとみんなが俺に敬意を示してくれるようになったっていう変化から、このアイディアが生まれたんだ」と話している。

ケンドリック・ラマーのニュー・アルバムについては、まだ発売日など何も発表されていない。英BBC放送のインタビューでは、「年末までに出せればいいんだけど。明日出すことになっても満足できる、素晴らしい曲ばかりだ。でも俺は完璧主義者だから、100%じゃなく、110%の出来になるまで高めたいね」と話している。