bmr

bmr>NEWS>「ヒップホップの母」シルヴィア・ロビンソンの伝記映画が製作へ メリー・メルも協力

NEWS

「ヒップホップの母」シルヴィア・ロビンソンの伝記映画が製作へ メリー・メルも協力

Sylvia Robinson

1970年代にヒップホップ・ミュージックを音源化し、初のポップ・ヒットに結びつけたことで知られるSugar Hill Recordsの創始者で、「ヒップホップの母」としても親しまれる故シルヴィア・ロビンソン(Sylvia Robinson)の伝記映画の製作が決まったようだ。

米Billboardの報道によると、俳優トム・クルーズと共に『ミッション:インポッシブル』シリーズなどの製作に当たったCruise/Wagner Productionsの共同創始者として知られるポーラ・ワグナーが、映画化の権利を獲得。シルヴィア・ロビンソンの息子であるジョーイ・ロビンソンが映画のエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、また監修を行うという。この映画は、50年代にミッキー&シルヴィア(Mickey & Sylvia)として“Love Is Blind”をヒットさせ、1973年に発表したシルヴィアのソロ名義での“Pillow Talk”でも知られる「シンガー」としてのシルヴィア・ロビンソンから、70年代にSugar Hill Recordsを立ち上げ、世界初のラップ・ヒットとなったシュガーヒル・ギャング(The Sugarhill Gang)“Rapper’s Delight”を送りだすなど「ヒップホップの母」としての彼女の人生も描き出すとのこと。遺族も承認しているという。

映画の監修協力にはさらに、Sugar Hillからデビューしたグランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴ(Grandmaster Flash and the Furious 5)のリーダーとして知られるメリー・メル(Melle Mel)が参加。また、1992年の映画『マンボ・キングス/わが心のマリア』でグラミー賞やアカデミー賞候補になった劇中歌などを手がけたことでも知られるロバート・クラフト(Robert Kraft)が映画の共同プロデューサーを務めるとのこと。

1936年生まれのシルヴィア・ロビンソンは、歌手として活躍後、Sugar Hill Recordsを創設。シュガーヒル・ギャング、グランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴなどヒップホップ・カルチャー黎明期に多くのアーティストを送り出した。1986年にSugar Hillが閉鎖して以降も、Bon Ami Recordsを立ち上げ、後にノーティ・バイ・ネイチャー(Naughty by Nature)と名乗り成功を収めたニュー・スタイル(The New Style)をデビューさせるなど活躍した。2011年9月、心不全で75歳で亡くなっている。