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マライア・キャリー、「マネージャーとして」ジャーメイン・デュプリをクビに

Mariah Carey & Jermaine Dupri

これまで、記録的な大ヒットとなった“We Belong Together”をはじめ、“Always Be My Baby”、“Don’t Forget About Us”といった数々のヒット・シングルを生むなど、マライア・キャリー(Mariah Carey)作品に欠かせない存在と言えるプロデューサーのジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)がマライアのマネジメントを手がけることは昨年10月に発表されたばかりだが、このタッグはもう解消となったようだ。

ジャーメイン・デュプリは昨年10月、アトランタで開催されたヒップホップ・フェスティバルの中で、音楽プロデューサーとしてだけでなくマネージャーとしてもマライア・キャリーに関わることを発表。後日マライアが正式なプレスリリースを発表し、「私たちには音楽を超えた絆がある。この“合併”はすごく嬉しいわ。私たちには革新的なアイディアが山ほどあって、そしてそれを実現できるのだから」とコメントしていた。マライアは、久々のニュー・アルバムの発売を昨年3月から度々延期させており、強力な仲間がマネジメント・チーム入りした形だった。

しかし、表紙を飾った米Billboard誌の特集記事の中で、アルバム・タイトルや収録内容、アルバム・アートワークなどは発売と同時に発表したいというサプライズ・リリースを計画していることを明かしたマライア側に対し、即座に所属するDef Jam Recordings側が「通常どおり発売日やタイトルを事前に発表する」と否定するなど、足並みが揃わないまま、4月末に新作『Me. I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』を5月27日に発売するとアナウンス。度重なる延期によってプロモーションがうまく機能しなかったことに加え、人気R&Bシンガー/プロデューサーのミゲル(Miguel)とのデュエット・シングル“#Beautiful”が昨年5月に最高15位を記録したのをのぞきヒット・シングルが無かったこともあり、アメリカでの初動セールスは、予想された6万枚を割るおよそ5万8000枚に。マライアにとってこれは、この20年で過去最低の初動セールスという厳しい結果となった。

こうした状況からか、マライア・キャリーはジャーメイン・デュプリを「マネージャーとしては」解雇。デュプリもBillboard誌に対し、「次に進むときが来たんだ。マライアと俺は一緒に仕事をするのを楽しんだし、今後も素晴らしい音楽を作り続けていくよ」と、マネージャー契約は解消したことを認めている。現在のマライアは、正式な契約はしていないものの、元Def Jam社長で、トレイ・ソングス(Trey Songz)やタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)らをマネジメントしているケヴィン・ライルズ(Kevin Liles)と緊密に仕事をしており、6月にもケヴィン・ライルズが手がける清涼飲料水「Go N’Syde」に、マライアがデザインするボトルが加わることが正式に発表されたところ。

なお、ジャギド・エッジ(Jagged Edge)の新作『J.E. Heartbreak Too』のプロデュースなどに忙しいジャーメイン・デュプリは、最近のインタビューでマライアの新作セールスについて、「新作は彼女のアルバムで最高傑作のひとつだと思っているから、これからの結果がどうなるか楽しみだよ。いろんな人に話しているけど、今の時代、このジャンルでは初動は低くてもトータルでたくさん売れるってことをみんな分かっていないんだ。だから一週目のセールスは大したことじゃない」と、今後の伸びが期待できると前向きなコメントをした。マライアの『Me. I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』は発売から2ヶ月経ったが、現時点でもアメリカでのトータル・セールスはおよそ10万3000枚に留まっている。

“You Don’t Know What To Do” feat. Wale (prod. by Mariah Carey, Jermaine Dupri & Bryan-Michael Cox)