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ボンサグ、グループ最後のアルバムはウータン同様「世界で1枚かぎり」に

Bone Thugs-N-Harmony

早口とメロディアスさが独特なラップで人気の、オハイオ州クリーブランド出身のラップ・グループ、ボーン・サグスン・ハーモニー(Bone Thugs-N-Harmony)が、オリジナル・メンバーの5人全員が揃う最後のワールド・ツアーと、グループとしてのラスト・アルバムをリリース予定であることを発表。これについてメンバーのクレイジー・ボーン(Krayzie Bone)が口を開いた。

逮捕、服役などの問題が続き、なかなかオリジナル・メンバーの5人全員が揃わないことでも知られるボーン・サグスン・ハーモニー。先週、ゴシップ・サイトのTMZに報じられた翌日に、5人全員が揃う最後のワールド・ツアーと、以前から「5人揃っての最後のアルバム」とされていた新作について正式に発表。この新作だが、ニューヨークのベテラン・ラップ集団、ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)が今年3月にアナウンスした『The Wu – Once Upon A Time In Shaolin』のように、世界で1枚だけがプレスされる超プレミア盤として発表予定として話題になっている。

これについてメンバーのクレイジー・ボーンは、米ヒップホップ・サイトのHip Hop DXのインタビューに応じ、このラスト・アルバムが『E. 1999/Legends』になると発表。元々ワールド・ツアーを行う計画が先にあり、「(ツアーと)同時に何もかもやりたいと話して、それが最後のグループ・プロジェクトを生むことになった」という。そしてウータンの『The Wu – Once Upon A Time In Shaolin』同様に世界で1枚だけをプレスし、オークション形式で販売するというリリース方法は、そのままウータンから影響を受けたことを明かしている。また、RZAは、このウータンの「世界で1枚」のアルバムについて最高で500万ドル(およそ5億円)での買い取りオファーも来ていると豪語しているが、クレイジーは「ウータンは好きだけど、俺たちのほうが上を行く成果を出すと思うよ」、「オークションは100万ドル(およそ1億円)から始めたい」と、対抗意識を見せている。

また、このラスト・アルバム『E. 1999/Legends』は、来年が彼らのセカンド・アルバム『E. 1999 Eternal』から20周年ということもあり、そのアニバーサリー・アルバムの意味合いもあるという。「クラシックになるだろう。2枚組になるんじゃないかな。1枚目は俺たちのオリジナル・ボーン・サウンドで、2枚目は俺たちがこれまでコラボレーションしてきた人たちから新世代まで、たくさんのゲストを迎えるものにしたい。フィル・コリンズ(Phil Collins)、マライア・キャリー(Mariah Carey)からドレイク(Drake)、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)まで声をかけているよ」と、構想を明かしている。また20周年を意識してか、ボンサグのドキュメンタリーなども計画中とか。

具体的なリリース時期や、ワールド・ツアーの日程などもまだ発表されていないが、TMZの報道ではワールド・ツアーは20ヵ国を廻るもので、今年12月からスタート予定とか。またラスト・アルバムについては来年オークションにかけられる予定と報じられていた。なおボーン・サグスン・ハーモニーは昨年、TV局なども抱えるインディ最大手eOne Entertainmentと契約しており、昨年12月には新作『Art of War: World War III』をリリースしたが、こちらには全員は揃わなかった。