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[live video] トラヴィス・スコット、ビッグ・ボーイも参戦したマルーン5のハーフタイム・ショー

Maroon 5 & Carmen Carter - Super Bowl LIII Halftime Show

米時間で2月3日に第53回スーパーボウルがアトランタで開催され、そのハーフタイム・ショーの模様が公式で公開されました。

ショーのメイン・アクトは、2月25日(月)に東京ドームで一夜限りの来日公演を行う予定のマルーン5ですが、アトランタという土地柄もあり、トラヴィス・スコット、そしてアウトキャストのビッグ・ボーイ(“Mic Jack”でアダム・レヴィ―ンとも共演済)がサポート。2:53~トラヴィス・スコットが“SICKO MODE”を披露して大いに沸かせ、クラウドサーフィンして退場するトラヴィスに代わって5:00~は再びマルーン5のターン。8:44~リムジンに乗ってビッグ・ボーイがスリーピー・ブラウンと共に登場し、“The Way You Move”を披露します(リリースさればかりの新曲は披露されませんでしたね)。そして改めてマルーン5のステージとなり、大団円へ。

なお、マルーン5にとって今回は、2017年末に40歳の若さで急死(肺血栓塞栓症 )した敏腕マネージャーのジョーダン・フェルドステインに捧げるトリビュート・ステージでもありました。

開幕で“America The Beautiful”を歌ったのは天才姉妹デュオのクロイー&ハリー。20歳&18歳ながら、さすがの堂々とした歌いっぷりです。続けてグラディス・ナイトが国歌斉唱を行いました。

ところで今回のハーフタイム・ショーは、大きく2つの問題を抱え、開催前の段階からかなりの物議を呼んでいました。ひとつは、ヒップホップ全盛のこの時代、その中心地とも言えるアトランタでの久々の開催だったにも拘わらず、LA生まれのポップ・バンドが起用されたこと。そして、人種差別に抗議するため国歌斉唱での起立を拒否したコリン・キャパニックがNFLから“干されている”問題により、リアーナらがキャパニック支持のためにハーフタイム・ショーのオファーを蹴ったと報じられる中で、マルーン5が出演を決めたことに対する反発。中でも、昨年後半に7週に渡って全米シングル総合チャートで1位となった大ヒット“Girl Like You (Remix)”で共演しているカーディ・Bまで同様に出演オファーを断ったことはマルーン5側にとっても大きな痛手だったでしょう。マルーン5も出演を断るよう嘆願する署名運動は10万人以上が署名し、マルーン5が直前の記者会見をドタキャンしたことも波紋を広げました。このあたりは、国歌斉唱を担ったグラディス・ナイトなどにも批判の矛先が向いています。

ひとつ目の問題は、トラヴィス・スコットとビッグ・ボーイを起用する打開策も打ち出しましたし、そもそも昨年も、プリンスの故郷ミネアポリスでの開催でジャスティン・ティンバーレイクとは?という疑問や不満も多くありました。また、ふたつ目の問題はNFL自体の問題であり、中には、キャパニック問題も大事だけど、それとは別にスーパーボウルを楽しもうという声(トリック・ダディやトリーナのマネージャー)もあったりと、オファーを受けるアーティストにとっては判断の難しい問題でもあります。

こうした逆風もあってか、ここ10年で最低の視聴者数だったそうですが、それでも今回も視聴者数1億700万人と、腐っても「アメリカにおいて1年でもっとも視聴率の高い番組」だけに、ハーフタイム・ショー効果でマルーン5の音楽セールスは前日比434%増。中でも、今回歌った“Harder To Breathe”、“This Love”、“Girls Like You”、“She Will Be Loved”、“Sugar”、“Moves Like Jagger”の6曲は587%増になったそうで、商業的には成功と言えそう。トラヴィス・スコットも“SICKO MODE”が前日比80%増、ビッグ・ボーイに至っては“The Way You Move”は前日比3408%増(まぁ古い曲ですから)になったそうな。

もっとも、今回のハーフタイム・ショーで一番話題をさらったのは、“Girl Like You”でフィーチャーされた聖歌隊のリード・ボーカル、カーメン・カーターだった、という意見も少なくなく、TimeやGMAなんかもそういう論調ですね。