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[live videos] ケンドリック、ブルーノ+カーディ・B、DJキャレド+リアーナ……グラミー賞ライブ映像まとめ

Bruno Mars & Cardi B - 60th Grammy Awards

第60回グラミー賞が終わりましたが、例によってライブ・パフォーマンス映像をまとめました。
[1/30追記: 公式で公開された映像も出てきたので順次、差し替え・追加していっていますが、一部は削除される可能性ありますのでチェックはお早めに]

今年はブルーノ・マーズが6冠――ミックス&マスタリング・エンジニアに贈られる最優秀アルバム技術賞(『24K Magic』、故トム・コインらが受賞)を考えればある意味7冠――、さらにケンドリック・ラマ―がラップ4部門制覇ということもあって、やや偏り気味といった印象。蓋を開けば、昨年のラテン・ブームの原点と言っても過言ではない“Despacito”も無冠(ラテン部門でノミネートされていなかったのが痛かったか)、SZAやカリードも無冠。

開幕パフォーマンスは、事前情報どおりケンドリック・ラマー。ゲスト参加したU2の“XXX”をU2と共にパフォーマンス(最初は“LUST.”のトラック)したのに続き、デイヴ・シャペルのブレイクを挿んで“DNA.”(和太鼓が登場)、そして『ブラックパンサー』サントラより“King’s Dead”を披露。最優秀ラップ・アルバム受賞の際のスピーチの最後に「ジェイ(・Z)を大統領に!」と発言したことも話題になりましたが、なんといってもやはりパフォーマンス。米Billboard誌も今年のグラミー賞のベスト・パフォーマンスに選んでいますが、納得でしょう。再来日を待つ。

 

 

 
続けてご紹介するのは、RCAとの契約が発表されたばかりのチャイルディッシュ・ガンビーノ。受賞したのは“Redbone”でしたが、今回披露したのは“Terrified”。最後にアルバム同様、弱冠10歳のJD・マクラーリーも登場。実写版『ライオンキング』では主役シンバの子供期と青年期の声を担うふたりでもあります。終盤の盛り上がり。日本で6月公開の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のプロモ兼ねて来日公演やっていただけませんか。

 
グラミーを沸かせたといえば、もちろんこの人たちも。ブルーノ・マーズ&カーディ・Bによる“Finesse (Remix)”。ブルーノのランニングマンも飛び出します。来日公演はソールドアウトなんですよね……。なお、『24K Magic』のアルバム・オブ・ザ・イヤー受賞の際に、ベイビーフェイス、ジャム&ルイス、テディ・ライリーの名に言及し、「彼らが書いた、みんなが楽しく踊れる曲のようなアルバムにしたいと思った。だから僕のヒーローであり僕の教師である彼らにこの賞を捧げたい。彼らが書いた曲が無ければ、このアルバムは存在しなかった」と言っていたのはよかったですね。

 
残念ながら無冠に終わったSZAは“Broken Clock”を披露しています。受賞は逃しましたが、爪痕は確かに残したパフォーマンスとなりました。ぜひ来日公(略)

 
ロジックは、故人を振り返るコーナー明けの登場。昨年もリオン・ウェアを始め、多くの偉大なミュージシャンたちが亡くなりましたが、最後にリンキン・パークのチェスター・ベニントンの写真が映し出され、全米自殺予防ライフラインの電話番号を冠した“1-800-273-8255”へ……という流れでした。もちろんアレッシア・カーラ(最優秀新人賞を受賞)とカリード(無冠)も登場。ロジックは、最後に黒人や女性を讃えたばかりか、移民たちにも触れつつ、「団結すれば築き上げることはできる。よりよい国というだけじゃない、団結することが決められた世界を築き上げられるんだ」とポジティブなメッセージを放って喝采を浴びました。

 
DJキャレド、リアーナ、ブライソン・ティラーは予定どおり“Wild Thoughts”。元ネタのサンタナが登場……といった演出はありませんでしたが、リアーナのダンスがちょっとした話題になったようです。

 

 
ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーはもちろん“Despacito”を披露。“Despacito”は前述どおり無冠に終わりましたが、Twitterでグラミー関連で当夜もっとも呟かれた楽曲は“Despacito”になるそう。

 
先日はプロモーション来日もしたサム・スミスは、最新作『The Thrill Of It All』より、ティンバランド(+ダリル“デイ”ピアソン)も関わった“Pray”を。

 
そしてご紹介しておきたいのが、ケシャによるパフォーマンス。無冠に終わったものの、ドクター・ルークへの告発は今の#MeTooやTime’s Upの先駆けであり、ジャンル・モネイやレディー・ガガ、テイラー・スウィフトなど多くの女性アーティストたちが彼女への支援を表明していましたが、“Praying”のパフォーマンスをアンドラ・デイ、カミラ・カベロ、シンディ・ローパー、ビービー・レクサ、ジュリア・マイケルズら女性アーティストたちがサポート。涙を堪えながらのエモーショナルなステージとなりました。Twitterでグラミーについてもっとも呟かれた瞬間がこのパフォーマンスだったそうです。

またこのパフォーマンスを紹介したジャネル・モネイのスピーチも素晴らしく、「私たちに沈黙を求める人たちに、2つの単語を送りましょう。Time’s up(時間切れ、もうおしまい)。私たちには、私たちをちゃんと取り扱わない文化を元に戻すだけの力があります。男も女も共に手を取り、より安全に働ける環境と平等な賃金を実現させるよう動きましょう」とメッセージを伝えました。さらにこのパフォーマンス後には、カミラ・カベロがU2の(単独)パフォーマンスを紹介したのですが、ここではキューバ系という出自から、ドリーマー(幼少時に親に連れられた形でアメリカに不法入国してしまった、主にメキシコ系の移民の若者たち。これまではDACAという救済制度があったが、トランプが撤廃を宣言した)へのメッセージを送り、ビルボード誌は今年のグラミー賞のベスト・スピーチとしています。

 
最後に。ジェイ・Zは無冠&パフォーマンス無しとなりましたが、愛娘ブルー・アイヴィと映ったこのシーンがバズりました。6歳にしてすでに大物の風格でしょうか。