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[report / video] マックスウェル本人登場のスペシャル・イベント レポート

Maxwell event

いよいよ今夜、初来日公演を迎えるマックスウェル。その前夜、ファン50名限定というスペシャルなイベントに登場。トークショーでは上機嫌で喋り、サイン会に移るにあたっては自ら椅子を片付けようと動くなど気さくで誠実な人柄がにじみ出たイベントに。ファンが歓喜したこのスペシャル・イベントの様子をお伝えする。


〈A blackSUMMERS’night with MAXWELL〉レポート 文/高橋芳朗

この瞬間を、どれだけ待ち焦がれたことか。『Urban Hang Suite』でのデビューから20年の歳月を経て、ついに今夜、マックスウェル初の来日公演が開催される。しかも、キャリア最高傑作との呼び声高い7年ぶりのニュー・アルバム『blackSUMMERS’night』のリリース直後という絶好のタイミングだ。

そんな日本のR&Bファンにとっての「歴史的記念日」を目前に控えた昨晩、マックスウェル本人が出演する超プレミアム・イベント〈A blackSUMMERS’night with MAXWELL〉が行われた。神秘的なアーティスト・イメージとは裏腹に、人懐っこい笑顔を振りまきながら登壇したマックスウェル。1998年のプロモーション来日以来の日本への帰還に、彼は「故郷に戻ってきたような気分だよ!」と喜びを露わにした。

今年でデビュー20周年を迎えるマックスウェルが、現在までに残したオリジナル・アルバムはわずか5枚。その寡作ぶりを問われた彼は「アイムソーリー!」と照れ笑いを浮かべると、一転真剣な面持ちで「ただ、僕は決して自分だけのために作品をつくっているんじゃないんだ」と告白。「リスペクトしている過去の偉大なアーティストたちをがっかりさせたくない。偉大な彼らに見合うだけの作品を自分もつくっていかなければいけないんだ」と、完璧主義の奥に秘めた真摯なミュージシャンシップを垣間見せた。

そして、日本での初めてのステージに向けて、マックスウェルは天に拳を掲げてファンにこう呼び掛けた。「ゴークレイジー! とにかくみんなには楽しんでほしい。もちろん踊ってもいいし、大騒ぎしたってかまわない。これはお祝いなんだよ、なんでもアリなんだ。2016年、みんなで盛り上がっていこう!」ーーそう、興奮しているのは我々だけではない。マックスウェルだって同じなのだ。

「自分の20年のキャリアを振り返って気づかされたのは、みんなが僕を応援してくれたその思いなんだ。みんなが僕を破滅から守ってくれたってことを実感してるよ。世に作品を出すことで人々から注目されて、そうしたなかで賞賛されることもあれば非難されることだってある。人々にパーフェクトなイメージを抱かれて、その結果失望させてしまうのはアーティストにとってとても怖いことなんだ。それによって、自分が破滅しそうになった瞬間がこれまでに何度もあった。でも、それでもこうしてやってこれたのは、みんなが僕の音楽を聴いて感じ取ってくれた思いが空に舞い上がって、僕を守ってくれたからだと信じている。みんなは僕にとっての秘密の守護天使(ガーディアン エンジェル)だと思ってるよ」

ファンに対してこれだけのまっすぐな愛を示してくれる男のステージが、どんなものになるかは簡単に想像できる。マックスウェルがデビューから20年をかけてようやく日本のステージに立つ、今日の夜はただそれだけでも十分特別なのに、僕らは彼が夏に捧げた最高にロマンティックな音楽を夏の真っ只中に生で体感できるのだ。伝説の夜になる条件は、完璧にそろってる。

マックスウェル来日公演 Maxwell SUMMERS Tour 2016 当日券あり
日時:2016年8月19日(金)18時開場/19時開演
会場:新木場STUDIO COAST
1F スタンディング8,500円(税込・入場時要別途ドリンク代)
バルコニー指定席10,500円(税込・入場時要別途ドリンク代)
※未就学児(6歳未満)のご入場をお断りさせていただきます

来日予定バンド・メンバー:
Derrick Hodge (bass)
Hod David (guitar)
Travis Sayles (keyboards)
Shedrick Mitchel (organ)
Keyon Harrold (trumpet)
Kenneth Whalum (sax)
LaTina Webb (back vocals)