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FEATURE

rekordbox djスペシャル / AISHA @a1sha_online × 三原勇希 @yuki_mihara

プロフェッショナルなシーンで世界的な人気を誇るDJメーカー、Pioneer DJが、遂に待望のDJアプリケーションである「rekordbox dj」を発表した。その話題のDJアプリケーションの魅力と、Pioneer DJのヘッドオフィスである横浜本社の様子をお届けしよう。

取材・文/金子穂積 写真/鈴木敏也 Toshiya Suzuki

恒例となったbmrのPioneer DJ企画。今回の目玉は、DJメーカーの本家本元である同社が満を持して発表したDJソフト、rekordbox djだ。その魅力を知るため、我々取材班は横浜のPioneer DJ本社へ向かった。新年らしく三原勇希とAISHAというフレッシュな女性ふたりを招いての豪華本社詣である。

丸屋九兵衛(以下、QB)「そのキュートなルックスからは意外なのですが、三原さんはヒップホップ好きでしたよね?」

三原勇希(以下、M)「はい、私はヒップホップとレゲエを聴いて育ちました。クラシック・ピアノもやってきましたけど」

QB「素晴らしい。お、AISHAも来ましたね」

AISHA(以下、A)「Nice to meet you!」

M「初めまして」

QB「あれ!? 初対面でした?」

M「そうなんです。でも、AISHAさんはアルバムを出したばかりなんですよね。私は『SPACE SHOWER COUNTDOWN』という番組でMCをやっているんですが、ちょうどこの前、映像を紹介したばかりです!」

A「それは嬉しい、ありがとう!」

QB「Pioneer DJのご担当、大上さん(以下、O)も来られましたネ。今日はよろしくお願いいたします!」

O「よろしくお願いいたします」

A&M「よろしくお願いいたします!」

QB「会社訪問ということで、まずはオフィス・エリアに来ましたが、会議室が並ぶ一角にも、やはりDJセットがしっかりと置かれているのですね」

M「このゴールドの機材、可愛い!」

A「カッコイイ、これ!」

O「これは最上位機種CDJ-2000NXSの特別仕様ですが、残念ながら非売品なんです。では、一般の人も外側からDJ機材のディスプレイが見られるエリアに移りましょう。今日は、そこでrekordbox djのレクチャーをしたいと思っています」

 

■ ショウアップされたDJ機材がズラリ

QB「お~、Pioneer DJのロゴが外からでもバッチリと分かりますね」

M「この中に飾られているグラフィティもカッコイイですね」

O「ちょうど今、このディスプレイに映像が流れているふたり組のDOPPELという日本人のクリエイターが描いてくれたものです。去年の3月2日、渋谷のSOUND MUSEUM VISIONでPioneer DJ株式会社発足記念のレセプション・イベトを行ったのですが、その時に即興で描いてもらった絵です」

A「Pioneer DJって、本拠地はどこの国なんですか?」

QB「日本というか本拠地はまさにここですが……」

A「カッコイイ! さすがジャパン!」

M「さすがジャパン!って、なんか曲が出来そう(笑)。でも、そうだったんですね」

QB「なるほど。世代的にDJ機材しか知らない若い人にとっては、そういう認識なのか。DJの世界でグローバル・スタンダードな名前として広まっているんで、若い人達には日本のメーカーとして認識されていないのですね。ということで、大上さん、パイオニアの歴史を少し教えてくれますか?」

O「会社そのものは80年ほど前にさかのぼりまして……」

一同「びっくり!」

M「最初は何を作られていたのですか?」

O「スピーカーのユニットを作り始めたのがスタートで、70年代のオーディオ・ブームと共に会社は成長し、その後、DVDの前身とも言えるレーザーディスクと呼ばれるものを開発したんです」

QB「ありましたね。アナログ・レコードの大きさをした、やたらデカイDVDですね」

M「そんなものがあったんですね!」

O「あったんですよ。昔は今のようにネットを使って映像を配信するなんてことは出来なかったので、カラオケの機器にレーザーディスクが入って普及したんです。で、カラオケって、キーを調整できますよね? あれを応用してCD用のピッチコントロールを搭載したのが初代CDJなんです」

QB「そうだったのか! レーザーディスクがあってこそのCDJなのですね」

O「はい。それが1994年で、その後すぐにDJ機材のラインナップを増やすようになりました。そして2015年に、カーナビなども作っているパイオニア本体から、DJ事業だけ独立して今のPioneer DJ株式会社となりました。昨年末の11月25日にこの新社屋に引っ越してきてばかりです」

A「DJ機材で使われているメーカーって、ダントツでPioneer DJなんですか?」

O「そうですね、90年代は小さく始まったんですが、DJの活動がワールドワイドになり、世界中を飛び回るようになった2000年代には、コンピューターとUSBで音を持ち歩けるということで、現場でCDJが好まれるようになりました。今は、EDMのフェスなどが増えてきていますけれど、Pioneer DJのセットが基本使われていますよ」 (→ P2へ)