bmr

ARTIST db

SZA

SZA

シザ

SZA(シザ)は1990年生まれ、ニュージャージー州メイプルウッド出身の女性シンガー。10歳まではセントルイスで育った。2013年にケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)を抱えることで知られるTDE (Top Dawg Entertainment)と契約、TDE初の女性アーティスト/シンガーとなったことで注目を集めている。本名はソラーナ・ロウ(Solana Rowe)で、SZAの由来は、ウータン・クラン(Wu-tang Clan)のファンであったことだとか。

2012年に『See.SZA.Run』、2013年4月に『S』と無料EPを発表しており、気怠いエレクトロニックな音楽性でインディR&B~ソウル・ファンから注目されていた中、2013年7月にTDE入りが発表される。SZAは2011年頃にニューヨークのストリートウェア・ショップで働いていたことがあり、この時にTDEのパンチ(Terrence “Punch” Henderson)と知り合ったのがきっかけだったとか。2014年には1月にアイゼイア・ラシャド(Isaiah Rashad)の『Clivia Demo』、同2月には全米チャート初登場1位となったアブ・ソウル(Ab-Soul)の『Oxymoron』とTDE勢の作品に参加後、同4月にTDEデビュー作となるEP『Z』を発売。チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)やケンドリック・ラマー、またラリー・フィッシャーマン(Larry Fisherman)ことマック・ミラー(Mac Miller)、さらにトロ・イ・モワ(Toro y Moi)まで参加した同作は、VIBEの年間ベストで36位になるなど高く評価される。その後も、ウィル・スミス(Will Smith)の愛娘ウィロウ・スミス(Willow Smith)に「姉のような存在」と慕われ、リアーナ(Rihanna)の2016年作『ANTI』のオープニングを飾る“Consideration”でフィーチャーされ、話題を呼ぶ。

一時は、一向にアルバム・リリースに至ることがなく、2016年10月には、後に削除されるものの、「(アルバムは)社長が気に入ってくれたらリリースできるかもね」と投げやりなツイートをするなどTDEとの関係悪化が憂慮されたが、2017年1月になって、ようやくアルバムからのリード曲“Drew Barrymore”が発表。デビュー・アルバム『Ctrl』は当初2月3日発売になるとアナウンスされたものの延期され、発売が危ぶまれたが、4月末になって、SZAがRCA Recordsとのメジャー契約を獲得したことが発表。6月9日に『Ctrl』が発売された。ケンドリック・ラマー、トラヴィス・スコット(Travis Scott)、アイゼイア・ラシャドらが参加した同作は、TIME誌を始め、New York Daily News紙Noisyといったメディアが2017年の年間ベスト・アルバム選で1位に選ぶなど絶賛された。また、2018年1月に授賞式が開催される第60回グラミー賞では、最優秀新人賞を始め、“Supermodel”が最優秀R&Bソング、“The Weekend”が最優秀R&Bパフォーマンス、“Love Galore”が最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス部門の候補と計5部門でノミネートを受けた。