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バークリー音楽院を卒業し、ボストンを拠点に活動している日本人プロデューサーのYUKI KANESAKA(金坂征広)aka U-Keyがスタートさせた「たった1人ですべて­の楽器をこなし音楽を構築する」という趣旨のニュー・プロジェクト。ヒップホップの名曲をジャズ的に再構築した『Re:Live -JAZZ meets HIP HOP CLASSICS-』(2012年)はDJスピナ(DJ Spinna)も絶賛、ヒットを記録して話題を集めている。

金坂は、小学校5年生のときに英語の研修旅行で行った「ちょうどウェストコーストのヒップホップが盛んな時期」のロサンゼルスでヒップホップの洗礼を受け、中学でジャズ・ファンクと出会う。小学校の頃にすでに打ち込みを覚え、中学生の時点で学校に通いながらヤマハのエレクトーンのデモンストレーション演奏の仕事を始めていたほか、XIA ARTIST AUDITIONなどのオーディションで入賞した賞金で機材を買い足していき、高校の頃には、トラック制作にジャムセッション、ダンス、デモンストレーション演奏の仕事と、音楽中心の生活を送るようになった。その後、バークリー音楽院へと進学する。在学中には故ジョージ・デューク(George Duke)とのアンサンブルも経験した。また在学中~卒業後には、シーロー(CeeLo)やスラム・ヴィレッジ(Slum Village)、デ・ラ・ソウル(De La Soul)などのヒップホップ・アクトのツアーにキーボーディストとして参加したが、ツアー生活を辞め、ボストンの自身のスタジオを拠点にプロデュース・ワークへと移行する。

U-Key a.k.a. Yuki Kanesaka名義などで山口リサのプロデュースなどを行う一方で、2012年にmonologのプロジェクトをスタート。コモン(Common)、ナズ(Nas)、ファーサイド(The Pharcyde)、デ・ラ・ソウルなどからディアンジェロ(D’Angelo)、キース・スウェット(Keith Sweat)までを全て自身の生演奏によるサウンドでカバーした処女作『Re:Live -JAZZ meets HIP HOP CLASSICS』を発表し、かのDJスピナも「クラシックと断言できる」とコメントするなど絶賛。ヒットを記録した。以降、monologとしてのリリースを続けるかたわら、公私に渡るパートナーである女性シンガー/DJのソーシィー・レディー(Saucy Lady)、トロントの注目レーベル Do Right! Musicと契約した新人ジル・ピーコック(Jill Peacock)のデビューEPなどのプロデュースを手がけ、人気アニメやTVドラマの音楽への参加、ジャズ・シンガーの市川愛とのコラボ作の発表、さらにはDJやライブなど多岐に渡って活動しており、2016年だけでも295曲を制作するなど精力的に動いている。

なお、バークリー在学中には、同じ日本人鍵盤奏者のBIGYUKIこと平野雅之(ひらの・まさゆき)も在学しており、「ユキ」がふたりいることから、背の高い平野が「ビッグユキ」と呼ばれるようになったという逸話がある。