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Sharaya J

シャレイヤ・J

ミッシー・エリオット(Missy Elliott)がバックアップしたことで知られる新進女性ラッパー/ダンサー。2018年には米オーディション番組『The Four: Battle For Stardom』第2シーズンに挑戦し、準優勝を果たした。ニッキー・ミナージュやアジーリア・バンクスらと比較される。

1984年にハワイで生まれる。フルネームはシャレイヤ・J・ハウウェル(Sharaya J. Howell)で、父親は、90年代初頭に活躍したヒップホップ・グループ=ダブル・XX・ポッセ(Double XX Posse)にも関わっていたレイナード・ハウウェル(Raynard Howell, Jr.)。ハワイ生まれだが、ニュージャージー州ジャージーシティで育った。父親の影響か、幼い頃からラップをしていたという。10代前半で、「ヴォーギング」を生んだ(ドラァグ・)ボールルーム・カルチャーにのめり込み、16歳でボールルーム・ダンサーの仲間入りを果たす。その後ダンサーとして活躍し、アリシア・キーズ“Teenage Love Affair”やザ・ドリームの“Shawty Is A 10”といったミュージック・ビデオ、『ステップ・アップ2:ザ・ストリート』、『ステップ・アップ3』といったダンス映画にも出演した。

2010年に共通の友人を介してミッシー・エリオットと会い、強烈な個性を放っていたシャレイヤに目を留めたミッシーは、ニュージャージーのスタジオでレコーディングしないかと誘ったという。そしてミッシーのツアーに参加するなど新進ラッパーとして活動を始めた。しかし、いくつかのレーベルとの契約話の際に、見た目を変えるよう要求されるなど、シャレイヤの個性はなかなか理解されず、最終的に2013年3月、ミッシーの自主レーベル The Gold Mindよりデビュー曲“BANJ”を発表した。このタイトルにもなった造語は、ボールルーム・カルチャーで使われていた、意図的に性別が曖昧に見えるルックスをするゲイの男性を意味する「banjee」という言葉が由来となっており、ジェンダーや性的指向から解放された真の自分自身を表現しようという考え方=BANJ(Be Authentic Never Jeopardize Individuality)を意味するという。“BANJ”は、ジャージー・クラブのプロデューサー、ジェイ・フッド(Jay Hood)がプロデュースし、クラブ・カルチャーやドラァグ・カルチャーが入り混じった自己表現の楽曲となった。

2014年には、アジーリア・バンクスやディー・アントワードなどエッジーな新鋭アクトを起用することで知られる「T by Alexander Wang」のキャンペーン映像に抜擢され、新曲“Shut It Down”と共にフィーチャーされたほか、フェイス・エヴァンス(Faith Evans)の2014年作『Incomparable』からのリード曲“I Deserve It”にミッシー・エリオットと共にゲスト参加するなどして注目を集めた。また“BANJ”以降も、“Take Away”をサンプリングした“Takin’ It No More”、そして“Shut It Down”と楽曲を次々と発表していったものの、デビュー作『Dope Product』は発表されないまま、Gold Mindを離れることに。2016年からは自主レーベル Banji Entertaimentを立ち上げて独自に活動を始めた。

その後もインディペンデントで活動を続け、2017年にはGold Mindからリリース予定だったデビュー作と同じタイトルのミックステープ『Dope Product』をsoundcloudで公開。そして2018年7月、オーディション番組『The Four: Battle For Stardom』第2シーズンに挑戦したところ見事、準優勝となり、脚光を浴びる。そして同年11月、リトル・ミックス(Little Mix)の新作『LM5』に参加し、MNEKらがプロデュースした2ndシングル“Strip”にフィーチャーされた。