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Nao Yoshioka

Nao Yoshioka

ナオ・ヨシオカ

日本人ながら、アメリカを始め世界を股にかけて活躍する女性ソウル・シンガー。大阪府出身。2015年末には、米ソウル・メディアのSoulTracksで日本人として初めて最優秀新人賞に選ばれた。

ニューヨーク留学中に、米東部最大のゴスペル・イベントといわれる〈McDonald’s Gospelfest〉に挑戦。2010年、ソロ女性ボーカル部門のオーディションを受け4万人の中から6人のファイナリストに日本人で初めて選ばれた。またアポロシアターのアマチュアナイトで準優勝し、上位入賞者のみ参加できるトップドッグに出場を果たす。

2012年に帰国し、都内を中心に活動を始めた彼女は、ネオ・ソウル系の音楽を中心に、国を問わず世界中から良質な音楽を届けている日本のインディ・レーベル、SWEET SOUL RECORDSと契約。同年6月に発表されたレーベル・コンピレーション『World Soul Collective, Vol. 1』に、同レーベル初のオリジナル楽曲となる“Make the Change”で参加した後、「変革はくるものではなく、自ら働きかけて創り出すもの」として2013年11月、日本、アメリカ、オランダの3ヵ国でレコーディングされ、福原美穂、黒田卓也、シャーマ・ラーズ(Shirma Rouse)、ブライアン・オウエンズ(Brian Owens)など5ヵ国のアーティストのバックアップを受けたデビュー・アルバム『The Light』をリリースした。全英語詞による内容ながら、そのソウル溢れる歌声は徐々に国内で話題を呼び、スマッシュヒットを記録。翌年5月にはデビュー1年目の新人ながら、Blue Note TOKYOのステージに立った(ブライアン・オウエンズとのジョイント公演)ことも話題となった。

さらにアメリカの早耳なソウル系メディアでも彼女が紹介されるなど、Nao Yoshiokaの名前は国外にも波及。2014年にアメリカを始め、ヨーロッパ・ツアーも敢行し、オランダではキャンディ・ダルファー(Candy Dulfer)との共演も果たした。こうした活躍を受けて、2015年3月には、2度のグラミー候補になったエリック・ロバーソン(Eric Roberson)や、ビラル(Bilal)らの作品をリリースしている米優良インディ・レーベルのPurpose Music Groupとの契約を発表。同年7月に『The Light』で全米デビューを果たした。SoulTracksやSoulBounce、SingersRoomといった米ソウル~R&B系音楽メディアでもこの全米デビューは紹介され、米ニューヨークのBlue Noteでの単独公演も成功。2015年末には、この全米デビュー作を「素晴らしいシンガーによる素晴らしいデビュー」と評していたSoulTracksが、インディペンデントのソウル・ミュージックを讃え、毎年優れたインディ・ソウル~R&B作品とアーティストを選出する〈Readers’ Choice Awards〉のファイナリスト候補者にNao Yoshiokaを選出。12月に、見事Nao Yoshiokaが最優秀新人賞を授賞したことが発表された。同アワードでの授賞は日本人で初めてとなる快挙となる。

また、アメリカの首都ワシントンDCで20年以上に渡って開催されている歴史ある音楽フェスティバル〈Capital Jazz Fest〉の担当プロデューサーが彼女のライブ・パフォーマンスを観て、出演をオファー。2016年6月に同フェスに日本人として初の出演を果たし、レイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)、マーカス・ミラー(Marcus Miller)らが出演する「Pavilion Stage」でのショウケースで歌った彼女は、スタンディング・オベーションで見送られたという。

国内でも活躍の場を広げており、〈SUMMER SONIC〉などの大型フェスに出演しているほか、精力的にライブ活動も実施。2015年4月には、グラミー授賞シンガー・ソングライター、ゴードン・チェンバース(Gordon Chambers)による書き下ろし楽曲なども収録したセカンド・アルバム『Rising』をYAMAHA MUSIC COMMUNICATIOいうNSから発売。また2016年9月には、ザ・ルーツ(The Roots)作品を始め、ジル・スコット(Jill Scott)などのプロデュースも務めたカーリー・マティーン(Khari Mateen)や、マック・ミラー(Mac Miller)とアリアナ・グランデ(Ariana Grande)のデュエット“My Favorite Part”のプロデュースやアリシア・キーズ(Alicia Keys)『Here』、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)『Coolaid』などへの参加で知られるミュージックマン・タイ(Musicman Ty)といった米メイントストリーム最前線で活躍する才能とのコラボレーションも実現した新作『The Truth』を発表、新境地を見せている。『The Truth』のTower Records限定デラックス盤には、フィリーの重鎮ジェイムス・ポイザー(James Poyser)による“Make the Change (James Poyser Remix)”が収録されたことも話題となっている。