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Case

ケイス

90年代後半〜00年代初頭に“Missing You”、“Faded Pictures”、“Happily Ever After”などのヒット曲を放ったベテラン男性R&Bシンガー。フルネームはケイス・ウッダード(Case Woodard)。

ニューヨーク出身。ラッセル・シモンズに目をかけられ、Def Jam Recordingsとの契約を手にし、1996年にデビュー。デビュー曲“More To Love”は振るわなかったが、フォクシー・ブラウン(Foxy Brown)とメアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)を招き、スクーリー・Dの“P.S.K. What Does It Mean?”をサンプリングした“Touch Me, Tease Me”は、同年6月にリリースされた映画『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』のサウンドトラックにも収録され、サウンドトラックの先頭を飾るなどフィーチャーされたこともあり、この6月の末には全米シングル総合チャートで最高14位、米R&B/ヒップホップ・ソング・チャートで最高4位となるヒットを記録。見事ブレイクを果たした。同年8月にデビュー・アルバム『Case』を発表している。なお、“More To Love”は元々はメアリー・J.ブライジが歌い、リリースする予定の曲だったとされる。

1998年には、映画『ラッシュアワー』のサウンドトラックに、ジョー(Joe)がプロデュース&デュエット相手を務めた“Faded Pictures”を提供。翌1999年2月に、全米シングル総合チャートで最高10位、米R&B/ヒップホップ・ソング・チャートで最高3位となるヒットを記録する。さらに続けて、ウェディング向けのバラード“Happily Ever After”を発表すると、同年6月に全米シングル総合チャートで最高15位、米R&B/ヒップホップ・ソング・チャートで最高3位となるヒットに。“Happily Ever After”のヒットと前後して4月には2ndアルバム『Personal Conversation』を発表している。の“Faded Pictures”と“Happily Ever After”のヒットにより、“Touch Me, Tease Me”での「一発屋」イメージを払拭し、R&Bシンガーとして正当に評価されるようになった。

2000年には、映画『ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々』のサウンドトラックに、ティム&ボブ(Tim & Bob)がプロデュースし、ジョーも制作に関わった“Missing You”を提供。前年に発表されたジョーの『My Name Is Joe』で欧州/日本盤ボーナストラックとして収録された“I’m Missing You”のカバーとなるこの曲は、翌2001年2月にシングルカットされ、これが全米シングル総合チャートで最高4位、米R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは首位まで昇り詰めるなど自身最大の大ヒットに。この勢いに乗るように、4月末に3rdアルバム『Open Letter』をリリースし、全米アルバム総合チャートで初のトップ20入りとなる初登場5位を記録した。またこの2001年には、7月に発表されたジャ・ルール(Ja Rule)の“Livin’ It Up”にゲスト参加。同年末に全米シングル総合チャート最高6位、米R&B/ヒップホップ・ソング・チャートで最高4位となる大ヒットとなるなど、キャリア最高潮を迎える。

2004年には映画『ジョンソン一家のババババケーション』(原題『Johnson Family Vacation』)のサウンドトラックに、ゴーストフェイス(Ghostface)をゲストに迎えた新曲“Shoulda Known Betta”を提供。しかし、4thアルバム『The Rose Experience』の制作中にDef Soul/Def Jamとの関係が悪化し、レーベルを去ることに。『The Rose Experience』の完成、さらに自主レーベルの立ち上げのためにしばらく表舞台から姿を消すこととなった。2008年に映画『Tyler Perry’s Meet The Browns』のサウンドトラックで、ココ(Coko)とのデュエット“Face To Face”で久々に歌声を聞かせた後、翌2009年に自主レーベルから『The Rose Experience』をリリース。本格的に活動を再開させる。

2010年には西海岸のインディ・ヒップホップ・レーベル Real Talk Entertainmentと契約し、5thアルバム『Here, My Love』を発表。2015年にはeOneと契約し、6thアルバム『Heaven’s Door』をリリースしている。『Heaven’s Door』からのリード曲“Shook Up”は、米アダルトR&Bエアプレイ・チャートで最高15位をマーク。これは、『The Rose Experience』からの“Lovely”による最高17位を上回るもので、ケイスにとって同チャートでは“Missing You”以来となるおよそ14年ぶりのヒットとなった。