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Ibeyi

イベイー

プリンスやビヨンセ、アデルからの注目を集めたフレンチ・キューバン双子姉妹デュオ。XL Recordingsに所属している。英語とヨルバ語で歌われるソウルフルでスピリチュアルなハーモニー、そしてフランク・オーシャンやジェイムス・ブレイクらを影響源に挙げるモダンでミニマルな感覚、アフロ・キューバン・カルチャーの融合により、独自の存在感を放つ。

1994年12月生まれのリサ=カインデ・ディアス(Lisa-Kaindé Diaz)とナオミ・ディアス(Naomi Diaz)の双子によるデュオ。グラミー賞に幾度もノミネートを受けたキューバを代表するコンガ奏者であり、90年末にはロイ・ハーグローヴ率いるロイ・ハーグローヴズ・クリソル(Roy Hargrove’s Crisol)のグラミー受賞作『Habana』に参加、2005年には伝統的なキューバ音楽をヒップホップやジャズ、ファンク、アフロビートなどと融合させた意欲的なリーダー作『Echu Mingua』をリリースするも翌年に45歳の若さで急死したミゲル・アンガー・ディアス(Miguel “Angá” Díaz)を父親に持つ。母親も歌手のマヤ・ダグニーノ(Maya Dagnino)。

2013年にアデル(Adele)やジェイミー・エックスエックス(Jamie xx)らを抱える英気鋭レーベルのXL Recordingsと10代で契約。同レーベルの総帥であり、プロデューサーであるリチャード・ラッセル(Richard Russell)が惚れ込み、彼の全面プロデュースの形で制作を始めると、2014年に発表した“River”で早々に注目を集め、翌2015年2月にデビュー・アルバム『Ibeyi』を発表。ダウンテンポなエレクトロ・ソウルからヒップホップ、ジャズ、アフリカン・ミュージックまでジャンルを飛び越えた音楽性で高い評価を受ける。

また同年7月には、アルバム・デビュー前から注目されていた、ジェイ・エレクトロニカ“Better In Tune With The Infinite”のリメイクとなる“Exhibit Diaz”を正式に発表した。“Better In Tune With The Infinite”は映画『バベル』バージョンの坂本龍一「美貌の青空」をサンプリングした楽曲であることから、“Exhibit Diaz”は「aka Better In Tune With The Infinite – Bibo No Aozora」と表記されることもある。

さらにこの2015年には、フォロワー数4000万人以上(当時)のビヨンセがInstagramで彼女たちの“River”を使った動画を公開。大きな話題となった。ビヨンセは後に、2016年4月に発表した『Lemonade』の映像にイベイーのふたりもフィーチャーしている。また2015年にはプリンスが彼女たちの公演を観に行くなど目をかけられ、ペイズリーパークでの演奏を彼女たちにオファーしていたとされる。しかし、プリンスが亡くなったことにより実現はしなかった。

2017年には、カマシ・ワシントン、ミシェル・ンデゲオチェロやチリ―・ゴンザレスといった多彩な才能を迎えた2ndアルバム『Ash』を発表。あのアデルが「これは素晴らしいアルバム!」とTwitterで絶賛しただけでなく、Pitchforkなど様々なメディアが2017年の年間ベスト・アルバム企画で選出するなど、デビュー作を超えた評価を集めた。

アニエスベーの2015-16年秋冬レディース・コレクションや、キューバの首都ハバナで行われたシャネルの2016-17年クルーズコレクションなどでパフォーマンスを行うなど、その存在感はファッション界からも注目されている。