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Juice WRLD

Juice WRLD

ジュース・ワールド

2018年に、スティングの名曲“Shape Of My Heart”を大胆にサンプリングした“Lucid Dreams”が全米シングル総合チャートで最高2位を記録、年間でも12位となる大ヒットとなったことで知られる新進ラッパー/シンガー。

1998年、シカゴ生まれ。本名はジャラド・ヒギンス(Jarad Higgins)。厳格なクリスチャンだった母親の目を避けながら、従兄の影響でグッチ・メインやリル・ウェイン、バードマンといった南部ヒップホップを聞いたのが、ラップを始めるきっかけだったという。また幼い頃からピアノに触れていたほか、ギターやドラムなどの楽器の演奏も身に付けていった。本格的にラップを始めたのは、高校時代、16歳ごろだったとされる。アーティスト名は、ラップを始めた当初、92年の映画『ジュース』においてトゥパックが広めた髪型、通称「ジュース・カット」をしていたことから「ジュース」と名乗っていたことに由来する。

プロデューサーのニック・ミラ(Nick Mira)との出会いを経て、SoundCloudなどを通じて音源を発表していったジュース・ワールドは、2017年6月にミックステープ『7 7 7』を発表。ニック・ミラが手がけた“Lucid Dreams”は元々は、このミックステープに収録されていた楽曲で、当初は“Lucid Dreams (Forget Me)”というタイトルだった。同曲が100万回再生されるなど反響を呼んだのに続き、同年末にはEP『NOTHINGS DIFFERENT </3』を発表、ここに収録された“All The Girls Are The Same”はミュージック・ビデオの公開もあって500万回近い再生回数を記録する。

その才能に目をつけたメジャー・レーベルのInterscope Recordsと2018年3月に契約を結ぶと共に、“Lucid Dreams”がシングルとして発売されると、じわじわと人気を集め、6月にはSpotifyの週間バイラル・チャートで世界1位となるなど大反響を巻き起こすように。全米シングル総合チャートでは4週目の6月16日付チャートでトップ10入りを果たすと、それからドレイク『Scorpion』発売時の1週のみトップ10から落ちたものの、その1週をのぞいて、15週以上にわたってトップ10入りするロングヒットを記録。10月6日付チャートでは総合2位まで上昇し、10月13日付のリズミック・チャートでは初の1位も手にした。サンプリングされたスティング自身もその成功を喜んだ。最終的に“Lucid Dreams”は、米Billboard誌による年間チャートで年間楽曲総合ランキングで12位となる大ヒットとなった。

こうした“Lucid Dreams”の大ヒットが牽引して、ニック・ミラがメイン・プロデューサーとなったメジャー・デビュー作『Goodbye & Good Riddance』は5月23日に発売。初登場こそ全米アルバム総合チャート15位ながら、2週目でトップ10入りを果たし、9月半ばまで15週連続でトップ10をキープ。最高4位まで上昇するヒットとなっている。