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Kat Graham

キャット・グレアム

キャット・グレアムことカテリーナ・グレアム(Katerina Graham)は、米人気ドラマ・シリーズ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のボニー・ベネット役でも知られる女優。元々はダンサーとして業界入りしており、数々のミュージック・ビデオにも出演しているほか、2006年頃から本格的に音楽活動を始めており、2015年には初のフル・アルバムとなる『Roxbury Drive』をリリースしている。女優としてはカテリーナ・グレアム、歌手としてはカテリーナの愛称を使ったキャット・グレアム名義で活動している。

1989年9月5日、スイスのジュネーヴ生まれ。西アフリカのリベリアにおけるアメリカ合衆国の解放奴隷であるアメリコ・ライベリアンの血筋の父と、ロシア~ポーランド系ユダヤ人の母を持つが、キャットが5歳の時に離婚している。母親に引き取られため、ユダヤ系のコミュニティの中で育った。英語、フランス語、ヘブライ語だけでなく、スペイン語やポルトガル語も話せるという。

4歳から米ロサンジェルスで育ち、6歳でTVコマーシャルに出演するなど幼少期から子役として活動し、10歳頃には、クリスティーナ・ミリアン(Christina Milian)の代わりにディズニー・チャンネルのTV番組『Movie Surfers』のレギュラー・メンバーに。また、演技やダンス・レッスンだけでなくボーカル・トレーニングやピアノのレッスンなども通っていたという。15歳のときに振付師のファティマ・ロビンソン(Fatima Robinson)にダンスの腕を見いだされ、〈BET Awards〉でのバウ・ワウ(Bow Wow)のバック・ダンサーを務め、以降、ミッシー・エリオット(Missy Elliott)やファレル(Pharrell)らのバック・ダンサーとして声がかかるようになる。また、クリスティーナ・ミリアン(Christina Milian)の2004年ヒット“Dip It Low”やエイコン(Akon)の2005年ヒット“Lonely”を始め、B2Kやジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)など数多くのミュージック・ビデオに出演した。

2002年にディズニー・チャンネルのシットコム『リジー&Lizzie』(原題『Lizzie McGuire』)に出演したのを皮切りに女優としてキャリアをスタートさせ、2009年から始まった『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のメイン・キャストとして知名度を上げた。2011年には『ダンス・レボリューション2』(原題『Honey 2』)で主演したほか、『ザ・ルームメイト』などの映画にも出演している。2017年に公開されるトゥパック(Tupac)の伝記映画『All Eyez On Me』では、トゥパックの級友だった女優ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)を演じている。

2006年頃から本格的に音楽活動を始め、2007年にはザ・ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)のワールド・ツアーに参加したほか、“I Got It From My Mama”で合いの手となる女性コーラスを担当するなどウィル・アイ・アム(will.i.am)のソロ作『Songs About Girls』に3曲で参加した。『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に出演するようになった翌年の2010年には、ポーラ・アブドゥル(Paula Abdul)“Cold Hearted”のカバーや、JR・ロテム(J.R Rotem)のプロデュースによる“I Want It All”といったシングルを発表し、A&M/Octone Recordsと契約して2012年にはデビューEP『Against The Wall』をリリース。当時はまだダンス・ポップ路線だった。

「自分の望む方向性ができない」としてA&M/Octoneから独立し、自らプロデュースできるようビート制作やレコーディングのエンジニアリングを学ぶように。2015年には、TLCの1992年ヒット“What About Your Friends”を大胆にサンプリングした“1991”や、ベイビーフェイス(Babyface)制作の“Secrets”と発表し、R&B色の強い路線へと向かう。同年9月には念願のデビュー・アルバム『Roxbury Drive』をリリースした。

2016年10月には、70年代後半から80年代初頭のディスコ・ファンクを彷彿とさせる“All Your Love”をリリース。このディスコ~ブギー路線は、プリンス(Prince)から「ドナ・サマーやジョルジオ・モロダーみたいな、本当にクールなファンクをやってみたら?」とアドバイスを受けたことがきっかけだったという。現在はこの路線によるセカンド・アルバムを準備中。